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2013年9月20日 (金)

大分で酒気帯び?運転

大分交通:飲酒運転手を未検知となるまで検査、乗務させる
大分交通(大分市)のグループ会社、国東(くにさき)観光バス(同)の男性運転手(39)が酒を飲んで出勤し、貸し切りバスに乗務していたことが、同社への取材で分かった。会社側はアルコールが検知されなくなるまで検査を5回繰り返させていた。社内規定では、アルコールが検知されれば乗務を見合わせることになっていた。同社は運転手を停職1カ月の懲戒処分とした。
同社や大分交通によると、運転手は、今年7月25日昼ごろ、自宅で酒を飲み午後8時半過ぎに出社。出社時は呼気1リットル当たり0.105ミリグラムのアルコールが検知された。内規では0.05ミリグラム以上は乗務できず、会社側の指示で検査を繰り返し、同9時20分の5回目の検査で検知されなくなった。
このため、運転手は同11時50分に大分県国東市から鹿児島県に向かうバスに別の運転手と2人で乗務。翌26日午前4時からと、午前11時半からの計1時間45分にわたって運転した。鹿児島到着後は運転させなかった。バスには山口県の小学生ら約40人が乗っていた。
国東観光バスの清水準一郎常務は「代わりの運転手が見付からず、苦渋の決断だった。乗務時にはアルコールは検知されておらず、問題はなかったと思っている」と説明している。
http://mainichi.jp/select/news/20130919k0000m040041000c.html
毎日新聞 2013年09月18日 19時25分(最終更新 09月18日 19時30分)

この会社の社内規定はわからないけど、1回目のアルコール検査で反応があっただけで乗務停止とは考えにくい。反応があればうがい等して再度検査するのは一般的でないのかな? 現にこの会社だって最終的には5回の検査をしてるわけだし。
最終的にアルコールが検知されなければ乗務に支障なしという判断は当然と思える。(アルコールが抜けるを待った、という意識であれば少し意味合いが違う。) それは、最初に反応があってもうがい後の2回目で反応なければ乗務可とする、おそらく世間一般の通例もあり、2回がOKで5回はダメという理屈も通らないだろう。最終的に検知されなれば、道義的責任はあっても違反は問えない。

ただ、時事通信の報道をみても、6時間半前の日本酒1合で0.1mg超の反応があった呼気が50分で0.05mgまで下がるかな?という疑問は残る。それに、最終的にアルコール反応がない運転士が夜行の2名乗務で翌日までハンドルを握らない、おまけに実ハンドルが1時間45分とは俄かに信じられないな。

ちなみに0.05mgとは、今のアルコールチェッカーで測れる最小の値らしく、0.04mg以下の判定はできないようだ。だから仮に0.04mgの反応があるべき場合でも測定機上の数値ゼロとされるとか。だから「少しでもアルコールが検知されたら乗務禁止」という前提はあっても、0.05mg未満であれば反応ナシとするしかない。記事の書き方では「(0.04mg未満の)反応があっても乗せてる」とも捉えられるけど。

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コメント

この記事には悪意を感じます。私がバス事業者側の人間だからなのかもしれませんが…
報道することなのかも分からないです。

投稿: みゆすけ | 2013年9月21日 (土) 11時28分

コメントありがとうございます。
報道の主旨は「酒気帯びの事実を知りながら乗せた」ということでしょうか。それなら過去の飲酒も全て御法度?
一般的に「8時間前の飲酒はダメ」といわれますが、毎日新聞の記事では「昼頃」としか書かれておらず、20時半の出社なら8時間ギリギリだから、その点を突くには弱いですね。「当日乗務前に飲んでいた」と言い切れば記事になるのでしょうが。
なお、もう1つ心配なのは、バス会社として乗務時はアルコールが検出されてないものの、おそらくこの地方であれば車通勤が当たり前と思いますが、通勤時は酒気帯びだったのでは? 「プロドライバーとしての意識に欠ける」と問題視したいなら、こちらを問うべきでしょう。
新聞記事批評になってますが、しょせん毎日新聞ですから…。

投稿: みのむし | 2013年9月22日 (日) 10時06分

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