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2012年1月 5日 (木)

相乗りがブームなんだそうで

元旦の朝日新聞を読んで興味ある記事を見た。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201112310216.html

マイカーで遠出する際の相乗り希望者をネット上で募り、一人当たりの負担を安く上げようということらしい。運転する側も相乗りする側も、費用面で安く済むのがウケてるようだ。
サイトは「のってこ!」 http://notteco.jp/

リスク回避の術も一応は施しているようで、あとは自己責任で、ということらしい。
あとの心配は「白タク」だけど、この記事を読み始めた瞬間から「白タクじゃん。新聞記者も何も知らないな」と思ったら、記事を読むうちにちゃんと国交省旅客課のコメントが載せられていた。「社会通念上、許可の必要なし」という言葉は、一昔前なら考えられなかったなと思う。「不特定多数の相手に声をかけるのは問題」というのが、かつての回答であったろう。

ただ思うに、実例として載っていた東京~大阪4千円は、それこそ今のツアー系高速バスとほぼ同額、あるいは高いくらいである。それなら、見ず知らずの個人より、それこそまだ企業体のツアー系高速バスの方がマシかなと考えた。「のってこ!」利用者が高速バスの存在を知らないはずなかろうに。
それには、やはりドアツードアのサービスになる相乗りの方が、より利便性が高いということか。旅行も団体型から個人型にシフトしたと言われて久しいが、供給側の“交通”も企業から個人にシフトしているということになるのかな?
あとは万が一の保障問題が発端で社会が騒ぎだすことにならないか、こういう先例のない事業(ではないのだが)が起きる度に繰り返される問題である。

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コメント

南部バスのように、走行中炎上2012/1/8_06時、ということもあるので、運行会社次第でしょうか。

投稿: | 2012年1月 8日 (日) 19時06分

検索でたどり着いた通りすがりですが、
エアロミディで相乗りする人がいるようです。
http://notteco.jp/drives/detail/19359

私も乗ってみたいという興味がある一方でやはりシロウトが運転するわけだし、特に「初めて運転する」とか書いてあったので不安が勝ってやめましたw 結果的には何事もなく終わったようですが、運転士ではない一般人が乗客を募集して白バスに近いような事をするのって・・・、法的にどうなのかわからないのですが、相乗りを拡大解釈しすぎのような気もしますね。
それにバスで相乗りをする目的からしてわかりませんし、得たいの知れない一般ドライバーに命は預けられません。でもバスヲタクとしては乗ってみたいという欲求もあり、その葛藤の中でサイトのアカウントを取得はしたんですが、まだ一度も使ってません。w
やっぱり恐いと思います。

投稿: はじめまして | 2013年7月17日 (水) 21時41分

コメントありがとうございます。
相乗りは法的に問題ナシと結論付けてますが、赤の他人を乗せることは個人的に抵抗を覚えます。おそらく大きな事故にでもなれば問題視されるでしょうが、それまでは知っても知らぬふりでしょう。問題が起きなきゃ行政は動かないし、庶民もそうなって初めて騒ぎだすと思いますよ。
やはり得体の知れぬ人や会社に命は預けたくないです。それを受け入れる人だけが使えばいいでしょう。

投稿: みのむし | 2013年7月23日 (火) 23時06分

このwebサイトについて、国土交通省に問い合わせてみました。
結論を言いますと、これは明確な「有償運送」に該当します。

同サイトは、国交省が平成18年9月29日に行政内部機関充てに発出した、「道路運送法における登録又は許可を要しない運送の態様について」という文章を根拠に、「有償運送には当らない」と主張していますが、当該文書は、自動車運送事業の定義にある「有償」の考え方について、主として福祉的なボランティア活動における送迎行為等を念頭におきながら登録又は許可が不要な場合の考え方や具体例を示したものです。
つまり、福祉目的においては社会通念上、許可の必要はないというのが当該文章の趣旨であり、一般人同士がインターネット上で金銭の交渉をする相乗りを想定したものではありません。
なお、これは現時点における見解を示したものであり、捜査機関の判断や罰則の適用を含めた司法判断までは拘束していないとの事です。

投稿: クロ | 2013年10月 5日 (土) 14時27分

クロさん
横槍で失礼します。
ボランティアを念頭においた文章だから、ボランティアに限定して適用するべきというのは疑問に思います。国民は法の下に平等ですから、特に法で許容されているわけでもないのに、ボランティアだけが許されるとか黙認されるという事はないと思います。

有償運送に該当すると断言していますが、国交省がそう回答したのですか?できれば国交省の回答の全文を貼ってもらえますか?私も気になりますので。

投稿: | 2013年10月11日 (金) 15時04分

連稿失礼します。
ボランティアを念頭においた文章じゃなくて、福祉や介護を念頭においた文章という意味ですね。勘違いしてました。訂正します。

投稿: | 2013年10月11日 (金) 15時11分

クロさん、無名さん、コメントありがとうございます。
役所の解釈なんて人により変わりますから、あまり期待してません。担当がAさんからBさんに代わっただけで180度異なる解釈なんて日常茶飯事です(^^)。
有償運送にあたるか、僕自身、ハッキリした自論は言えないです。少なくとも目に見える経費(燃料代や有料道路代)の単純な人数割りで利益が出ていなければ問題ないとも考えます。インターネット上で広く募集するのがダメで、何かの集会で意気投合した人を帰路乗せて帰った(燃料代の足し程度をもらった)のもダメで、旧知の知人と燃料代を割り勘にしたのはOKというのもおかしいなぁとも思います。
いま白ナンバーの有償運送は福祉目的のボランティア(ボランティアは無償とは限りません)やNPOなどが中心で、役所の文書もそれを前提だとは承知してますが、法が現実社会に追い付いていない(マッチしてないとは言わない)ということでしょうか。

投稿: みのむし | 2013年10月17日 (木) 22時24分

私もこのサイトについて国土交通省に問い合わせてみました。下記が回答全文ですが、都合により僅かだけ加工してます。ご了承ください。

「こちらは国土交通省自動車局旅客課です。
国土交通省ホットラインステーションにお問い合わせいただきました件につきまして、ご回答申し上げます。
他人の需要に応じ、有償で、自動車を使用して旅客を運送する行為を行うには、輸送の安全と旅客の利便を確保する観点から、道路運送法に基づく許可等を得る必要があります。
他人ではない家族・友人等の関係において、燃料代、道路通行料等の運行費用を分担することは問題ありません。
しかし、インターネット等により、他人である不特定多数の者に自家用車への同乗を呼び掛けて運行する場合は、燃料代、道路通行料等の運行費用の分担として収受する金額がたとえ実費の範囲内であっても、その輸送に係る対価として求めているのものであるので、道路運送法に基づく手続きを行わなければ法に抵触することとなります。
 なお、本回答は照会に係る法令の条項を所管する立場から、照会者から提示された事実のみを前提に、照会対象法令の条項と関係のみについて、現時点における見解を示すものであり、もとより、捜査機関の判断や罰則の適用を含めた司法判断を拘束するものではありません。」

あと、はじめましてさんのコメントで話題になっているエアロミディで参加した人と思われるブログもありました。本人も白バスを認めたようです。
http://nakano96.blog.fc2.com/blog-entry-163.html

私としては、相乗りサイトは面白ろそうだと思いましたが、残念ながら違法ということのようですね。

投稿: ほむ | 2014年6月 8日 (日) 17時45分

不特定多数が対象だと、やはり問題ありそうですね。
役所の回答は、時期や担当者によって異なりますので正確な答えはありません。全国統一の法の下の解釈なのに、です。
「利益を得てない」「業としていない」というのは事実でも、逆転の発想で「自分だけなら100%自己負担。他に3人乗せれば自己負担は25%になる。その差75%が利益である」とも解釈でき、僕個人的には法の前提としては問題ありと考えています。

投稿: みのむし | 2014年6月13日 (金) 00時07分

交通手段に安さばかり求めてる奴はここを読んだほうがいい。
ここでは格安バスの危険性を念頭に説明しているが、のってこに置き換えても同じだ。
http://tabbitbus.com/wp_tabbitbus/?page_id=261
http://tabbitbus.com/wp_tabbitbus/?page_id=28

のってこで大型二種持ってるバスマニアが無料で同乗者募って十何人も乗せて運転してるけど、自分で追突事故起こしかけたとか道間違えて高速おりて戻ったとか書いてるし明らかに危険要素大杉。
http://notteco.jp/users/home/%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%82%93

地理もわからずに運転して道を間違えて、おまけに追突しそうになって急ブレーキとか最悪のパターンだよ。バス会社の乗務員は二種免許所有を条件とした上でいくつかの試験をクリアし、そのあと訓練を重ねて路線バス等の乗務経験を経て、選ばれし者だけが高速道路で人様の命を預かることが許されるんだよ。

乗務員が優秀である必要はもちろんだが、それだけではない。その乗務員をサポートする会社の体制も必要だ。まず、乗務員が出勤したら運行管理者から点呼(健康状態、飲酒、乗務する経路の確認)を受けて、それから車両の運行前点検を実施して、それを運管に報告して出庫という手順がバス会社では常識だ。

のってこのバスマニアはどうか?レンタカー店で金払っただけでバス出庫するんだろう。それもエアブレーキがついてる重量のある本物のバスを専門知識もないただのオタが転がしてるんだぜ。しかも保険の補償額は不明。さらに白バス行為や路線類似行為など違法性があれば、保険おりない可能性が大!この恐ろしさは業界関係者にしかわからないだろうな。無料だと喜んで乗ってる奴には想像もつかないよな。

現行の法律では輸送の安全を確保するため自家用車の有償運送を禁止しているが、有償でなくても自家用車に他人を乗せる行為自体を禁止するべきだ。輸送の安全を確保と言っておきながら無料ならいいでは全く意味がない。

もっと深堀りすると、こういう輩がバス業界の少ないパイを奪ってるんだよ。長距離の都市間移動はバス会社にとって貴重な需要なのに、のってこなる違法相乗りが横行したら、正しく法律を守っているバス会社がつぶれるよ。ツアーバス問題でもそうだったけど、法律を守ればそれなりのコストがかかるから、逆にインチキばかりしているバス会社のほうが最後に残ったりするん
だよ。

違法相乗りやインチキツアーバスにパイを奪われた正規バス会社は、運賃を極限まで下げて乗務員に過酷な労働をさせて何とか回すしか術がなくなってるんだよ。今はインチキツアーバスはバス業界の努力によって事実上追放されたけど、次は違法相乗りが対象だね。

「東京から大阪まで4000円」という募集は明らかに白タク行為!
お金をとらなくても、バスを使って「大阪から新宿まで」というようような同乗者募集は路線類似行為!
労使あげて撲滅せよ!

投稿: 撲滅せよ | 2014年7月29日 (火) 10時15分

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