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2010年9月

2010年9月27日 (月)

高速ツアーバス連絡協議会って…

「高速ツアーバス連絡協議会」は本当に機能してるのか、疑問に思うことがある。協議会のHPを見ていると、いかに有名無実化してるか、嘆かわしいことこの上ない。

安全ガイドラインhttp://etba.jp/guide_line)の中の<企画実施会社とバス運行会社との協働体制>にある
2.乗降場所の設定は、法令遵守のうえ安全確保に十分な配慮の上で行なうこと。
5.バス運行会社の事業区域外の運行を行なうことがないよう双方にて注意し運行の受委託を行なうこと。
この2点については、先の総務省勧告でも明らかに無視されていることがわかる。http://www.soumu.go.jp/main_content/000080866.pdfの18ページには、横断歩道上や消火栓標識の真ん前での客扱いなど、少なくとも協議会加盟旅行会社のバスが行なっていることを画像付きで証明しているし、「やむなく事業区域外輸送をした」と、やむを得なくてもガイドラインに背いていることを事業者の言葉として報告されている。

6.着地において長時間停留する場合、企画実施会社とバス運行会社は互いに協力し乗務員の休憩仮眠施設及びバス駐車場を確保すること。
なども、“長時間”の範囲が定まらないながら、臨海部の、広く交通量の少ない道路上での待機(車中仮眠)が日常になっている。事実認定は難しいが、地方のバスの写真撮りには困らないというマニアの声を聞いたことがあるので、まったくのウソとは言い切れまい。

さらに<企画実施会社と受託販売会社との協働体制>の中にある
1.受託販売会社は、法令違反や安全性に問題があることが明確な商品については販売をしない、または販売停止等の処置を講じること。
は道交法や道運法違反を意識してると思うけど、募集段階での旅行業法違反(広告内容の不備)は関係ないのかな?と思う。

なんか自分たちが世間から疑いの目で見られてるから外向きだけエェカッコしいの感じなんだけど、これらが本当に機能すれば、既存バス会社は脅威に思うことこの上ない。やるならやるでもっと本気にならなくては、やはり事情を知る者からは嘲笑されてしまうのである。

ところで、高速ツアーバス運行事業者も安全マネジメントの評価対象になったことだし、安全管理規定等義務付け外事業者であっても、このHPを活用して輸送の安全に関する基本的な方針等を公表する場にすればいいのにと思うのだが、いかがだろうか。HPもない小さなバス会社にとっては格好の場であると思うのだけど。

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2010年9月24日 (金)

まだまだ残る国鉄

ただ今出先の都内某駅の案内標識。
20100924
電車のイラストは103系。文字はいわゆる国鉄フォント。
大事に取っておきたいデザインだ。

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2010年9月21日 (火)

583系はつかり号復活運転

特急「はつかり」1日限定の復活 250人に抽選発売
2010年9月13日19時3分
JR東日本は13日、2002年に廃止された特急「はつかり」を上野―青森間で10月16日に走らせると発表した。当時の電車「583系」を使い、抽選制の旅行商品として売り出す。
はつかりは東北初の特急として1958年に登場。高度経済成長期を支えたが、82年の東北新幹線開業で盛岡以北の運行になり、同新幹線の八戸延伸を機に姿を消した。
東京と青森市内は12月の新幹線再延伸で最速3時間20分で結ばれるが、1列車250人限定の「はつかり」は11時間半もかかる。担当者は「熱心なマニア向けだが、ゆっくりと車内と沿線風景を楽しんで」。
(以下略)

「はつかり」といえば上野駅16時00分発の5号。583系で走る、「はつかり」の中でも最も格のある列車だった。
上野駅からの東北本線毎時00分発は仙台行き「ひばり」の独擅場だ。7時から19時まで、きれいに「ひばり」が並んでいる。ところが16時だけ、この「はつかり」に主役の座を明け渡している。全車指定席の特別急行が、パターンダイヤで自由席も付いてることをウリにする“エル特急”の本分を崩させた。

格の違いは停車駅にも表れる。宇都宮、福島、仙台、盛岡のみの停車で青森へ。埼玉を除く通過する1県1駅停車という走りっぷり。なぜ大宮に止まらなかったのかは定かでないけど、ペアになる2号は停車するから、その点は大人の事情かも? それと“通過する県”の中に茨城県(古河)が含まれないのはご愛嬌ということで。
そして列車ナンバー。誇らしく1Mである。1M~1便~1Dの接続で札幌へ、果ては釧路へと運ばれることができた。函館での続行の11Dは山線経由で網走へ向かう「北海」。当時の北海道の主要都市へは「はつかり5号」に乗れば24時間以内に到達することができたわけだ。国鉄が重要列車という位置付けにしていたことが伺える。

かように「はつかり」は8時間台(5号は8時間15分、その他は8時間30分程度)で上野~青森を走破したけど、今回は11時間半かかるという。昔より線路がいっぱいとは思えないが、やはり首都圏や仙台付近で足止めを食らうのかな。
車中の様子が想像できるだけにとても乗る気にはなれないけど、東北筋は583系が似合うと思うだけに、どこか東北の片隅で、秋空の下走り抜ける勇姿を見てみたい気はする。

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2010年9月18日 (土)

結局、仙台~川崎町間に高速バス運行開始

仙台―川崎町に高速バス ミヤコーが10月新設
ミヤコーバス(仙台市)は16日、仙台市―川崎町間で高速バスを10月1日から運行すると発表した。同区間では岩沼市の旅行会社が参入を目指したが、東北運輸局から待ったがかかり、運行を延期したばかり。黒字運営が難しいとされる路線にもかかわらず、競争が過熱している。
14日付で東北運輸局から路線開設の認可を受けた。片道運賃は大人1000円、小学生以下500円。大人対象の回数券と1カ月の通勤・通学定期券も販売する。
東北道経由で最速59分で両市町を結び、1日3往復運行する。仙台市内は市役所前、JR仙台駅、川崎町内はみちのく杜の湖畔公園、川崎町役場付近などに停車する。
同区間では宮城交通が上下計9本の路線バスを運行する。8月中旬には岩沼市の旅行会社が貸し切りバスを使った旅行商品の一種の「ツアーバス」の運行を計画し、東北運輸局が「既存の路線バスと運行形態が似ている」と、路線バス開設の許可を得るように異例の要請をしていた。
ミヤコーバスは「採算性では困難もある路線だが、観光や通勤通学の利便性向上のため開設を判断した。他社の参入計画は全く判断材料にならなかった」と説明する。

2010年09月17日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100917t12030.htm

ん~、最後の一文が涙ぐましい。けして負けじと対抗してるんじゃないと言いたいんだろう。だけどなぁ~って感じ。

僕はにも触れたようにツアー形式でやってほしかった。これは如何に日常生活路線までがツアー形式で走ることの難しさを知らしめるいい機会になると思ったから。それが発端で似非高速バスの取り扱いが簡便になったら元も子もないけどdespair

宮城交通も引っかき回された感じだろう。一般路線はもともと需要が減って今の本数になってるようだ。需要が少ない、不採算路線になるとわかりながら老舗の地元事業者として使命を全うしなくてはならない。そんな感じかと思う。
そう考えると規制緩和もひったくれもない。結局は事業エリアを守るため、他社の参入を阻止するために赤字でも走らなくてはならないということだ。古い経営体質なのかもしれないが、それがバス会社らしいところでもある。

宮城交通は白紙状態からの新設か? だとしたらわずか1ヶ月余りで申請~認可となったようだ。運輸局も待ったをかけた以上、相当力を入れて処理したに違いない。対外的には「以前から計画していた路線です」ってことだろうけど。

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2010年9月14日 (火)

総務省勧告の反応

前回の貸切バス業界に対する総務省勧告には、僕の周囲でも話題になっている。同業の友人からも「もっと大きく扱ってほしい」という声が漏れてきた。
相見積もりを取っていたお客さまから「今回は高かったのでご容赦を」と断りの連絡がある。そんなとき僕は「値段だけで決めてしまうなら仕方ないですね」と言う。一見のお客さまでも関係ない。これは心の底からのホンネである。

ただ、1年他社に浮気して「やっぱりみのむしさんのとこのほうがよかった。今年はまたお願いしたい」と言って戻ってくるお客さまもいる。聞けば、旅行会社に頼んだはいいが、1週間前までどこのバス会社が来るかも答えてくれないし、当日来たバスは年代モノだった。おまけにガイドまで年代モノだったで、いいことはなかったというのだsad
もちろんうちの会社にも古い車はあるしトシマのガイドもいる。だけどやはり自社の営業マンが取ってきた仕事で乗務するのと旅行会社のお客様一行で乗務するのとでは、差別はしちゃいけないんだろうけど、どうしても気持ちの中で前者を「厚遇したい」という気持ちはあるようだ。それだけに乗務員も自社直受けのお客さまには力が入る。もちろん、車両を割り振る担当者も、自社の仕事にはそれなりのグレードの車両をあてがってくれる。

そういう目に見えない部分を含めての、ちょっと高めの金額なんだけど、なかなか理解してくれない。やはり何か起きないとわからないのがこの世界なのかもしれない。当然事故なんてあってはいけないことだけど、そう滅多に起きるわけじゃない、起きても何とかなるだろう、だったら少しでも安いほうへ、と思うのが世の常。仕方ないことかもしれない。

観光バスってそれなりの価格をするものなんですよ。安いからには何かしらあるんですよ。それでもいい人だけが価格だけで選びましょうね」という考えがもっと蔓延しないだろうか。100円ショップに品質や耐久性を求める人はいないだろう。そう割り切って安い観光バス、そして高速バスを選択されればいいのに・・・。

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2010年9月10日 (金)

観光バス代金は安すぎるとの勧告か?

「貸し切りバスへの値切りやめて」 違反助長と総務相
2010年9月10日11時20分
    
原口一博総務相は10日、観光や送迎に使われる貸し切りバスの事業者の半数以上で法令違反があり、旅行会社が運賃を値切るなどして違反を助長しているとして、安全確保の徹底や旅行会社への指導を強化するよう、前原誠司国土交通相に勧告した。
総務省行政評価局が2008年から国交省地方運輸局やバス事業者などを調査したところ、バス事業者84社のうち44社で運転手の超過勤務や営業区域外での運送などの法令違反が発覚。運転手の1日の拘束時間が法定の16時間を5時間40分も上回る事例もあった。違反を繰り返す事業者もあり、06年からの4年間で行政処分を受けた530社のうち50社が車両使用停止などの処分を2回以上受けていた。

また、84社のうち76社が国に届け出た運賃を旅行会社に値切られていたことも分かった。大手旅行会社が独自に運賃表を作り、閑散期は国が定める運賃の28%に設定したケースも。運賃値切りは運転手の給与や車両整備費の削減につながり、安全運行を脅かす要因になっているという。
こうした実態を地方運輸局の大半が把握しておらず、法令違反をした悪質な事業者に対する刑事告発もしていなかったことから、総務省は金銭的な制裁措置として課徴金の導入を検討するよう求めた。
原口氏は10日の閣議後の記者会見で「零細バス事業会社が無理な運行を強いられ、多くの人命を危険にさらしていた。法令違反が後を絶たない中、指導監督の仕組みが必ずしも機能していない」と述べた。
貸し切りバスは00年の道路運送法改正で参入が免許制から許可制に緩和されて以降、事業者数が急増して競争が激化。大阪府吹田市で07年2月にスキー客ら27人が死傷するバス事故が起き、無理な運行体制が社会問題となった。

http://www.asahi.com/national/update/0910/TKY201009100157.html

公然の秘密のような貸切バス業界の実態。このニュースはNHKでも取り扱われているので、広く一般に知れ渡ることになると思う。
だけど、うちのように違反にならないようピリピリしながら頑張るバス会社もあるわけで、「貸切バス会社=違反常習企業」のような取られ方はして欲しくない。それに、予想以上の渋滞で結果として長時間労働(役所は1分でもオーバーすれば「過労防止違反」と言いかねない)になることもあり、すべてが同じ基準で言われても・・・と感じることはある。
ただ、6時間以上のオーバーや区域外輸送などは意図的とも取れるわけで、こういう会社ほど取り締まってもらいたい。

さらに付け加えると、自治体の入札制度も考えてほしい。安いだけで落札者を決めるのは届け出運賃以下で走れと命じてるようなもの。応札時に各バス会社の届け出運賃表を添付させ、何を以ってこの入札金額になっているか根拠を示させるような工夫も必要だろう。そうでなければ「安ければどんなバス会社でもいい」ということになる。いや、既にそれが実態になっている。
最近はどこの旅行会社も「老舗のバス会社は高くて・・・」と口を揃えて言う。どこの馬の骨かわからないバスが子供の遠足に使われているのだ。世間は心の底から「安心」を求めているのか、結局はカネだろ。それが一番気がかりでならない。

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2010年9月 9日 (木)

仙台市内にて

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先日所用で出かけた仙台市内で見かけたもの。秋北バスの大舘からの高速バス。

国際興業グループはいすゞのイメージが強い。ただ、国際興業自身がMBCの日野セレガ廉価版を深夜急行用に中古で購入した頃を契機に、他メーカーにも浮気(?)をしだした感じだ。結果として日野といすゞは一心同体になったから気にならなくはなったけど。

だけどさすがにふそう車は目立つなぁ。こんなの気にするのはマニアだけなんだろうが、国際興業カラーのエアロ(しかもパンダ)を見たときには「え゛?」と目を疑った。メチャクチャ違和感があるよ。

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