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2010年8月

2010年8月26日 (木)

夏休み!

人が休むときに忙しいのが公共交通やレジャー産業。そんなわけで夏休みなんて時差で取るしかないけど、子供の夏休みの絵日記が空白じゃいけないので、明日から3日間でお出かけ。さわやか信州noteってわけで長野へ足を運ぶ。とはいえ伊那~木曽エリアだから、信州ってイメージは薄いんだよね。なにか掘り出し物があればいいけど。

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2010年8月24日 (火)

ツアーバスがトレーラーに追突

昨日未明に起きたJAMJAMライナー(日本ユース旅行)の企画で菰野東部交通が運行する似非高速バスの事故は痛ましかった。バスの前面は原形を留めないほどに壊れ、乗客乗員全員が怪我を負う惨事となった。

事故原因は特定されてないし、今後報道されることもないと思うけど、バス停から出てきたトレーラーに責任の一端はあるとは思う。当然ながらバス停に路線バス以外の車両が入ることは許されないわけで(運行時間外だからいいような気もするけど、高速道路の場合は標識で規制されてるし…)、バス会社の情けで言ってしまえば「トレーラーがバス停から出てくるなんて…」だ。
しかし、後方から追突している以上、それは言い訳に過ぎない。もしこの車両が路線バスだったら追突しなかったのだろうか。トレーラーだから追突、路線バスなら回避した、というのは話がウマ過ぎる。それに、トラックが日常的にこのような場所に停車しているのは、普段から運転していれば周知の事実でもある。
深夜とはいえ現場は見通しの良い区間で、東名中里BSの構造からして、トレーラーがBS内に停車していたことは気付きやすい。いきなり目の前に現れたわけでもないし、追突した以上、現行法律ではバス会社側の有利性は薄い。

報道を見てるとTDR行きのせいか「ツアーバス」というのがかなりあるが、これが東京駅行きだったりすればこぞって「高速バス」と言うんだろうな。観光地に行くのが「ツアーバス」、都市に行くのが「高速バス」というのが一般的なのだと思う。国交省も「高速バス」の定義をもっと知らしめてほしい。

ところで、NHKのニュースこそ『菰野東部交通の広報担当者は「利用者や家族の方に多大な迷惑をおかけし、おわび申し上げます」とするコメントを出しました。また、運転手の勤務状態については、「今は忙しい時期ではあるが、法令で定められている休息は取っていた」としています。』http://www.nhk.or.jp/news/html/20100823/t10013506951000.html)と報道しているけど、バス会社の声が表に出ているのはこれくらい。バス会社企画会社のサイトに一切のお詫びが載っていないのはいかがなものか。
それと・・・あえて取材したのかわからないが、勤務状況を答えるあたり、なにか意図的なものを感じる。今回の集客地(鈴鹿~四日市~名古屋~豊田~岡崎)、目的地(横浜~新宿~東京~TDR)のルートを計測すると500キロ弱(googleマップより)なのでワンマン要件はクリアするけど、繁忙期後半の、運転士も疲れが溜まった頃には、ちょっと危険を感じずにはいられない。換算すれば600キロを超えると思われ、うちだったら安全を取って運転士2名だろう。ましてや夜行である。夜行はせいぜい400キロ台前半が限度だ。

いずれ中部運輸局の監査があると思われるが、結論を楽しみに待ちたい。

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2010年8月22日 (日)

10万件

今これを書いている時点ではアクセス数は99879件となっている。3年前の10月に始めたぼやき節に、延べ10万件のアクセスがあったことに非常に驚き。
始めた頃はほとんどアクセスもなく、なんの役にも立たないことを付箋紙代わりに書いてたこともあったけど、最近は社会情勢も手伝って、内容に変化は出した。ま、これも最近は読まれてることを意識しているためか。
かといって文才はないし、早とちりの思い過ごしも多いから、書いてる内容の信憑性は乏しい(←自分で言うな!てか)。だからあまりここに書かれたことを大っぴらにしたところで社会が動くわけじゃないけど、ブログなんて所詮そんなもンだから、実務者のホンネの部分とボヤキの部分を気軽に読んでもらえればそれでいい。

実際アクセスログを調べると某社の人もご覧になってるようだ。普段付き合いはない会社だけど、同じ業界同士、共感してもらえることがあればうれしい。そして、業界外の人には知られざる一面、もちろん部外秘や知られたくないことcoldsweats01まで赤裸々にするつもりはないけど、そういった部分を知ってもらうチャンスがあればいいと思う。

さて、今日にも10万件ヒットになるのかな。誰が地雷を踏むことになるか。こういうのって自分で踏んじゃうのがお約束だけど、今日は夜までアクセス予定がないので自分じゃ無理。
せいぜいコメントいただければうれしい。

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2010年8月21日 (土)

宮城県川崎町の似非路線バス問題

旧盆期を中心とした夏期輸送も峠を越えた。今年は車両トラブルが発生して冷や汗をかいたけど、なんとかお客様への影響は最小限に留めることができ、それに人的被害がなかったのことで胸をなでおろした。あってはならないことだけど、走行中の故障は人身事故にもなりかねない。影の立役者である整備部門には、いつも以上の緊張が走るこの頃である。

8月上旬に情報を仕入れながら忙しさにかまけてアップできなかった話題が1つ。宮城県川崎町での一般路線バス形態のツアーバス運行についてである。鮮度は落ちてしまったけど、今後のバス運行の在り方にも影響すると思われるので残しておきたい話題だ。

「乗合類似行為であり看過できない。地元の宮城交通、バス協会とも反対する」として、両者が東北運輸局長あてに出した要望書の写しが、ファックスで某所から職場に届いた。一般路線にまでツアーバスか?と目を疑うが、町の広報誌にも宣伝されているという写しをみて、こりゃすごいことになったものだと驚いた。
20100821_2
http://www.town.kawasaki.miyagi.jp/resources/content/1603/443.pdfから抜粋

地元紙の河北新報の記事も出ている。ただ、ネット上では既に削除されてしまったので、こちらのブログに残されている記事を参照いただきたい。
最初の記事で東北運輸局は『地方生活路線では聞いたことがない』と語ったとしているが、どう対応するかまでは触れていない。ところが最終的には「待った!」をかけたとのこと。
仙台―川崎町間、ツアーバス運行延期 運輸局が待った
17日から予定されていた川崎町―仙台市間のツアーバスの運行が、当面延期されることになった。地方生活路線でのツアーバス運行は異例の試みだったが、東北運輸局宮城運輸支局が「路線バスとしての許可が必要」として事実上の待ったをかけた。
(略)
川崎町公報に掲載された計画を見た東北運輸局宮城運輸支局の職員は今月上旬、森社長らに「路線バス事業者の許可を申請してもらいたい。川崎―仙台間には既に運行する路線バスもある」と伝えた。これまで、同局がツアーバス企画会社に許可を取るよう求めたケースはない。
同局が問題視するのは2点。ツアーが(1)複数の乗降場所を設けている(2)バスの運行ダイヤをあらかじめ町公報に周知している―ことから「路線バスの運行形態に類似している」と判断した。
ただ、ツアーの違法性については「許可を取らずに運行した場合、違法かどうかは上局と協議して判断する」と答えるにとどまっている。
宮城運輸支局の説明に、既にツアー参加者の募集も始めていたジャパン社側の怒りは収まらない。
他社にも出発時刻を掲げて定期的なツアー企画を行う旅行会社もあることを指摘し、「道路運送法に基づいて、わが社のツアーのどこが違法なのか明示してほしい」と強調。今後、弁護士を交えて協議していく予定だ。
観光アクセス向上などへの期待が大きかった川崎町も戸惑っている。佐藤昭光町長は「ツアーバスが当面延期となったのは非常に残念。合法的に実現してもらえるのを願っている」と語った。
(略)
2010年08月15日日曜日

疑念が払拭されないうちはダメという考えもわかるが、運輸局が問題視した2点については似非高速バスも同じこと。ネットやパンフレットはよくて町の公報はダメという理論は無理がある。ゆえにジャパン社の「どこが違法なのか明示してほしい」という言い分もわかる。

僕自身は、このツアーを催行してほしかった。そうすれば一般路線にまでツアーバス形式が採用されることに、どれだけ無理があるかが分かるはずだ。
例えば事前予約制である。予約制というからには事前に支払いまで済ませることが前提だろう。たかが500円のためにツアー参加者が窓口に出向いたり銀行振込、コンビニ決済をするとは考えにくい。当日、乗務員が収受するのが現実になると思う。
ところが旅行業法上、営業所以外での旅行業取引(旅行代金の収受)には制限がある。乗務員に外務員証を携帯させるか? そもそも参加者1人1人に旅行条件の説明をするとも考えにくく、この時点で旅行業法としての違法性が突かれてくる。もちろん、合法的に実施すればいつになったら目的地に着くのかわからないくらい遅れることは必至。いったい旅程管理はどうなるのか?
旅程管理という点で広告をよく見ると、旅程管理者(添乗員)の同行の有無が書かれていない。取引条件を説明することの有無もない。道路運送法以前に旅行業法に問題があるのはツアーバス共通の問題。

ところで、今回この似非路線バスを企画したジャパントラベルは3種事業者である。よく見るとこのツアーの企画・実施は宮城県旅行業協会だ。あまりにもジャパン社ばかり表に出てるので知られていない気がするけど、表向きにはジャパン社は受託販売店であり、企画(主催)はあくまで旅行業協会であることは重要。まさに消費者錯誤を招く宣伝(マスコミを含め)である。

では3種事業者が企画してはならないかといえば、それは間違い。今は3種事業者も企画が可能で、但し書きとして1・2種とは異なる制限を加えられている。このあたりは http://www.mlit.go.jp/common/000116179.pdfに詳しく書かれている。
川崎町に営業所を設けるジャパン社は、隣接する仙台市に対して企画旅行を実施できるわけだ。なにも旅行業協会に頭を下げて名前だけ貸してもらう必要もあるまい。
ただ、広告に関しては必要事項が欠けている。旅行代金の収受時期や、旅行取扱範囲などだ。これらの問題が片付かないうちに実施となれば、それは違法行為のレッテルを貼られても仕方あるまい。すべからくこれら障害を乗り越えて、乗務員が合法的に旅行代金の収受、取引条件の説明をしたうえで実施してもらいたい。

このように書き綴っていくとツアーバス擁護派に取られてしまうかもしれないけど、これらが未来永劫、合法的に続けられるとは思えない。それは最終的に、利用者にとって「結局路線バスは便利」という結論になる。路線バスは、時間にバス停に行きさえすれば、バスのほうが勝手に近寄ってくるわけだ。事前に予約してというのは、各地で実施されているコミュニティバスのデマンドサービスが「いちいち電話するなんて不便」という声と同じものが生まれるだろう。
また、今はボートピア川崎という競艇場輸送の空席を利用してのツアーであるが、この輸送自体、数年契約で行われているものだと思う。もし、契約が切れたらこの似非路線バス自体も消えかねないわけで、それだけ不安定要素が高い乗り物である。

逆に宮城交通としても、町自身が路線バスよりツアーに重きを置くなら、撤退を考えてもいいだろう。今まで町の施策として路線バスの活性化を図ってきたのかわからないけど、自治体の支援もない一民間企業のバスツアーを公報に載せることは、少なくとも私は前例を知らない。最後の町長の言葉の如くツアーが熱望で、そこまでジャパン社とお近付きならば、何も義理で走らせる必要はないわけだ。需要が少ないから便数が少ないわけで、風前の灯状態なら「どうぞツアーで」という回答もありと考える。
ジャパン社、川崎町、宮城交通という三つ巴戦のような形相にもなってくるが、果たしてどうなることか。新しい形態のツアーバスの話題が、あまり語られていないことが残念でならない。

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2010年8月 9日 (月)

お年寄りが消えた

ここのところ100歳以上のお年寄りが行方不明との話題が続いた。
行方不明の一方で身元不明の年寄りを預かっている施設があって、それと照合して身元が分かればいい話だけど、そういうこともなさそうだ。おそらくこの世に存在しない人がほとんどだと思う。

法律では死亡届を出さなければ火葬や埋葬はできない。でも今の日本では案外、無届のまま土葬で済ませているのがあるのではないかと勘繰るのは行き過ぎだろうか。そして、それを斡旋する裏の仕事師がいるのでは?なんて考えるのもテレビや映画の見過ぎか?

100歳以上の親となればその子も70を超えていよう。そうなると子もボケが始まり、親の存在なんかわからなくなっている可能性もある。そうなると厄介だ。無届で土葬したことをすら忘れてしまってるなんてこともあるような気がする。

なんかすごくミステリアスな話だけど、もし死亡していたのなら、どのように処理されているのか、これまた興味津々である。

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