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2010年3月26日 (金)

たつの市のコミュニティバス縮小へ

100円バス大幅縮小へ
年6600万円赤字 採算考慮、10月にも

たつの市は、市内を走るコミュニティーバス全18路線について、4月から乗客数や営業収支を調べ、10月にも撤退・再編に踏み切る方針を固めた。同バスは年間約6600万円の赤字。現状では十数路線が撤退に追い込まれるとみられており、一部の市民からは「交通手段がなくなる」と不安の声も上がっている。
コミュニティーバスは、龍野、御津、揖保川、新宮の各旧市町が導入、2005年10月の合併後、たつの市が引き継ぎ、現在、バス7台が路線を掛け持ちしながら運賃100円(小学生未満無料)で運行している。
しかし、08年度末の累積赤字は計約2億4000万円。半数近い8路線の1日の乗客数は10人未満で、今年2月、市民や行政の代表者らでつくる「市地域公共交通会議」が「1日の乗客数15人」「運行収入を運行経費で割った収支率10%」のどちらかを下回ると、原則撤退させる方針を決めた。
(中略)
市は今後、住民説明会を開く一方、高齢者向けのタクシーの補助券や、交通の空白地が生じないルート運用を検討するとしているが、自宅からJR本竜野駅までバスを利用する同市揖西町小神の主婦(74)は「自宅から駅まで徒歩40分かかる。バスがなくなると『陸の孤島』になってしまう」と嘆いていた。
(2010年3月23日  読売新聞 兵庫版)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20100323-OYT8T00094.htm

正直、1日15人の需要のために走らせる意味があるのか。路線によっては1便1時間かけて2~3人だ。マイクロバスの改造で走らせてるようだが、それこそ乗合タクシーで十分。穿った見方かもしれないが、ブームに乗り遅れまいとして開業させたにすぎないのだろう。

何度も触れるが、安易な発想で運行しているコミュニティバスは全国各地にある。それが、バスの償却期間の5年を経過、あるいは代替の頃に差し掛かったせいか、ここ最近は見直しのニュースが目に付く。たつの市は人口8万人程度の自治体だから、コミバスだけで市民一人当たり3千円の借金。けして安くない金額だと思う。昔は我田引鉄、今は我田引バスなのかもしれない。でも、票稼ぎで開設されたコミバスほど迷惑千万。コミバスがステイタスとは思わず、いかに公共交通が充実している街づくりを目指して頑張ってほしいところである。

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