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2009年9月15日 (火)

新型インフルエンザ

過日の新聞の投書欄(結構好きで読んでる(^^♪)に、「インフルエンザに罹った人が病院からの帰りにタクシーに乗車拒否された、企業が本来の業務を放棄する現状が放置され社会機能が麻痺する」との意見が載っていた。
そこで頭をよぎったのがタクシーの運送約款と運輸規則。運輸規則はバスも旅客自動車の括りで共用だから改正があったはずとピンと来た。昨年5月に新型インフル患者の乗車拒否・・・というキツイ言葉ではなく「運送の引受け又は継続の拒絶」ができると改正している。改正前に国交省はパブリックコメントも募集し、4月下旬から2週間近く受け付けていた。
その間にどのような意見が寄せられたかはわからない。(会社に届いたかもしれないが結果しか覚えてない。) でも最終的には運輸規則も標準運送約款も改正された。

旅客自動車運送事業運輸規則
第13条(運送の引受け及び継続の拒絶)
一般乗合旅客自動車運送事業者又は一般乗用旅客自動車運送事業者は、次の各号のいずれかに掲げる者の運送の引受け又は継続を拒絶することができる。
1~4 省略
5 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 (平成10年法律第114号)に定める一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症若しくは指定感染症(同法第7条の規定に基づき、政令で定めるところにより、同法第19条又は第20条の規定を準用するものに限る。)の患者(同法第8条(同法第7条において準用する場合を含む。)の規定により一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症又は指定感染症の患者とみなされる者を含む。)又は新感染症の所見がある者


一般乗合旅客自動車運送事業標準運送約款(←これは路線バス)
第4条(運送の引受け及び継続の拒絶)
当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、運送の引受け又は継続を拒絶することがあります。
(1)~(10)省略
(11)旅客が感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律による一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症若しくは指定感染症(入院を必要とするものに限る。)の患者(これらの患者とみなされる者を含む。)又は新感染症の所見のある者であるとき


タクシーはこの規則を基に運送の引受けを拒絶した。もちろん「運送を引き受けてならない」ではないので引き受けてもいいが、患者輸送の拒否=企業が本来の業務を放棄=社会機能の麻痺と考えるのと同様、輸送する側は乗務員に伝染=就業不能=運行できない=社会機能の麻痺と考える。お互い立場立場で見る目が違う。投書の主は罹患者を診た医者だけど、タクシーが一方的に悪いという誤解はやめてほしい。
旅客自動車の運転士は医者と比較して丸腰に近い状態で業務に携わっている。マスクすら「接客態度じゃない」と苦情を言われるご時勢だ。その点は理解して欲しい。

新型インフルについてはいささか騒ぎすぎの感があり、季節性インフルのほうが死者や感染割合も多いと聞く。「新型」というだけで未知との遭遇でビクビクしてる感もあるけど、どんな感じなのかな? 予想ではあと1ヶ月で大流行らしい。予防には越したことはない。会社ではマスクも備蓄し始めた。

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