« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月

2009年8月31日 (月)

スーパーよさこい

29日と30日は東京の原宿でよさこいのイベントがあった。
「よさこい」といえば高知の夏祭りである。なのに、いつの間にか全国的なダンスフェスティバルになった。
どれが起源なのかわからないけど、僕が知ってる高知以外のよさこいは「よさこいソーラン祭り」である。当時北海道の学生が高知で見たよさこい踊りに感銘して地元に持ち帰り、ソーラン節とコラボして誕生したのが「よさこいソーラン祭り」だ。歴史としてはまだ20年を経過していない。
それが今ではどうだ。全国数十箇所、いや、百ヶ所くらいあるかもしれない。地元の祭りで「○○よさこい」なんてネーミングで連を作って踊る姿が見られる。こうなると本家本元の高知ですら「高知でもやってる」になりはしないか。(^^)

原宿のスーパーよさこいは「原宿表参道元氣祭」と称して表参道、明治神宮を中心に今年で9年の歴史がある。友人が踊り子連に参加してることもあって、数年前から見に行っている。本場に行くのは難しいけど、こういう近場で地元並み(?)のスケールで開かれるのは非常にありがたい。今年も数十組が会場狭しと踊りまわっていた。実際踊ればハードだから僕にはとてもついていけないけど、見ているだけで心ウキウキと楽しいお祭りではある。
20090831
ところで・・・各地から踊り子を連れてくる観光バスを見るのも楽しい。今年はじっくり見られなかったけど、数年前は本場高知からも10台近くが連ねて走っていた。見ていて壮観だ。

| | コメント (0)

2009年8月29日 (土)

総選挙

いよいよ政権交代といわれる選挙が行われようとしている。自民党の敗北と民主党の躍進。この予想はほぼ確実だと思うけど、世間で騒ぐほど民主党が議席を確保するかは甚だ疑問。朝日新聞には320議席とかあったけど、さすがにそこまで行くのかなぁ。

僕の選挙区は有名民主と地味ながらも名の知れた自民の一騎打ちになりそう。ほかに共産も立ってるけど若いし、共産特有の地元密着型ではないから小選挙区では勝ち目はない。ま、共産の考え方に共鳴する部分もあるので、そこそこ頑張って欲しいとは思うが。

実際民主が政権を握ったらどうなるのか。正直、大きな違いはないと感じる。自民だって民主だってバラマキ政治には変わりはしないし、大きいもの、強いものに優遇という今の体質も変わらないだろう。高速道路がタダになれば、ひっそりと消えて行かざるを得ない零細事業者に差し伸べてくれる手なんか、例え民主でもあるとは思えない。真のバラマキは、そういった今までの政治の悪弊に振り回されてきた人たちに渡るべきだと思うのだけど…。

とりあえず自分が投票する人物、党は決めている。はたしてどういう結果になるのだろうか。日本転換期、未来が変わる?選挙になりそうでもある。

| | コメント (0)

2009年8月28日 (金)

国鉄ハイウェイバス

先日出張の際に大阪にある交通科学博物館へ寄った。もちろんここが目的の出張ではなく時間が余ったためなんだけど。
僕自身は2度目の訪問。平日なので子供たちもいなくて結構静かに楽しむことができた。0系やボンネットの151系?の運転台もゆっくり眺めることができた。週末に遊びがてら来ていたらこんなにゆっくりは見ていられなかっただろう。

そんな展示物の中でも僕はやはりこれに目がいく。
20090828
国鉄ハイウェイバス東名高速線第1号の車両だ。車番は744-9901。リベット丸出しの時代を感じさせるボディだけど、今もってかっこよさが感じられる洗練されたフォルムがいい。国鉄とメーカーの技術が集結されてできたバスといって過言ではあるまい。
確か子供の頃に、このバスのブリキのおもちゃを持っていた。ん~、昔からその気があったのかな??

それよりも名神高速線の丸みを帯びたバスって現存しないのかな? 昔、東京の交通博物館で模型を見たことはあるけど実物(もちろん静態保存でOK)は見たことない。どこかに隠れて保存されてはいないのだろうか。あのバスこそ日本の高速バス第1号だろう。

| | コメント (1)

2009年8月27日 (木)

草津白根ルートを行く(番外編2)

上田まで来たらバスで帰ろうかとも考えたが、午前中に調べると満席のため帰路の足はほぼ新幹線で確定した。新幹線なら上田から1時間半で東京。それならもう少し遊ぶかと、別所温泉で一風呂浴びることにした。
発車間際の上田交通は元東急の2両編成。車内広告に別所温泉往復+立ち寄り湯のセット券が1250円とある。往復の足が1140円(570×2)だからいくら安くなるのかな? 結果として一風呂だけなら40円違いで、立ち寄った大師湯が150円なので、気持ち残念という程度。ただし、セット券は2ヶ所入れるらしいので、時間があれば200円ほどトクになる。

別所温泉も初訪問。思ったより小ぢんまりとした温泉街の雰囲気。お約束の北向観音を参拝してから大師湯へ。地元の人も通う素朴な立ち寄り湯で、あとで調べると3ヶ所ある立ち寄り湯の中で唯一源泉掛け流しらしい。規模が小さいのも幸いしてるようだ。単純硫黄泉ということでほのかに匂う。まぐれ当たりで一番イイ湯にあたったかな?
20090826_2

その後、三味線演奏会の会場にもなっていた足湯に浸かり、駅へ戻る。来るときは女性駅長が笑顔を振りまいていた改札口は無人。古いつくりの駅舎は昔のまま。初訪問は20年以上前だったと思う。車両は個性的な丸窓電車から無機質なアルミ車体に変わったけど、沿線の風景も昔のままだ。ただ・・・上田駅だけは高架になっていた。ここだけは昔の記憶と絶対に違う。上田も新幹線とともに都市化の波が押し寄せているようだ。

200908262
別所温泉駅の外れに、丸窓電車が静態保存されている。この風景はポスターにも使われていた。

陽もドップリと暮れた上田駅。新幹線は自由席で十分とタカをくくっていたら、入線してきた「あさま」はデッキに立ち客がいる盛況ぶり。佐久平、軽井沢と乗り込む一方でデッキも窮屈。おかげで駅前のスーパーで買った夕食の弁当はお預け。高崎で降りて後続の「とき」に座って箸をつつくのであった。

こうして1泊2日の旅行は終わった。観光シーズンの夏休みの週末というのに、道路はおろかバスにも数える人しか乗っていなくていささか拍子抜け。高速バスの人気振りと裏腹にこれから先の路線バスを憂うには余りあったけど、仕事疲れの気分転換にはなった。業界の今後は、またあらためて考えることにしよう。

| | コメント (0)

2009年8月25日 (火)

草津白根ルートを行く(番外編)

日曜日、駅近くのホテルをチェックアウトして駅前バス乗り場へ。松代行き乗るとすぐに発車だ。市街地を大きく回って古戦場などを経由して揺られること30分。終点は市街地を外れた松代高校。ここに川中島バスの待機場がある。

松代は予てから訪ねたい町だった。
2006年、クリント・イーストウッドの映画「硫黄島からの手紙」がヒットした。その前年、たまたま戦後60年という節目に硫黄島を訪ねる機会に恵まれた。といっても自衛隊の島に実際上陸できるわけなく、小笠原海運が企画する「硫黄島クルーズ」に参加したに過ぎないが、これを期に太平洋戦争における硫黄島の戦いに関する書籍を読んだ。このときの話を別のところで発表したけど、 その後も映画の公開に前後して数々出された書籍も買い込み、読みふけった。そして、総指揮を執った栗林忠道中将に一層の興味を覚えたのである。
そんな彼の墓が松代にある。松代高校から2キロほど歩いた明徳寺がそこだ。何の変哲もないお寺ではあるが、僕にとっては積年の夢が果たせた訪問だった。
20090824_3
墓には島では貴重な水が供えられていた。好きなだけ水を飲んでもらいたいとの思いだろう。このほかこの寺には初代松代(海津)城主高坂弾正の墓もある。

寺をあとにしてバスで松代市街に戻る。栗林中将の墓参りより前から訪ねたいと思った町で、これも戦跡になるが大本営跡の地下壕にも興味があった。
松代大本営は、戦時中、各省庁などを東京からこの地に移すべく地下陣地の建設にあたったが、完成を待たずに敗戦。今は一部を公開しているものだ。入ってしまえばなんてことはない素掘りの地下壕で○△金山、×☆銅山なんかを見てるのと同じだけど、歴史の重みが違って見える。

観光拠点に位置する「おやきや総本家」の暖簾をくぐる。ざるそば700円(おやき付き)+中ジョッキ630円という、いかにも観光地価格のメニューで昼食。ところが出てきた内容意外とボリュームあるじゃないか。まあ満足delicious
200908242

松代で予定以上に時を過ごし、松代駅14時51分発の屋代行きで町をあとにした。元営団日比谷線のマッコウクジラ2両。「まさか・・・んなはずはねぇよな」という期待を裏切らず車内は非冷房。なんと今どき・・・。でも直通で買った上田までの切符が硬券だったから許そう。
200908243

(つづく)

| | コメント (0)

2009年8月23日 (日)

草津白根ルートを行く(3)

今回の旅で当初懸念していた混雑。夏休み後半の週末だから道路もバスも混むと懸念したのに拍子抜け。僕のほかに2~3名しか客がいないのは、個人旅行はマイカーにシフトしてしまった結果か?

標高2172mの渋峠から2人乗りリフトで約10分で横手山山頂。のぞきまでの通し切符は910円と思ったより安かった。
長電の運転士Kさんが教えてくれた「横手山ヒュッテの美味しいパン」をいただく。30cmほどのソフトフランスパンが500円。山型パンが250円。フランスパンは食べきれないので山型パンとコーヒーを注文。味覚音痴で何でも美味しく感じるから評価はあえて触れない。
20090823
そして標高2305mの雲上の世界を堪能。残念ながら雲が多くなっているが、午前中は北アルプスや立山連峰まで望めたらしい。このあと乗った長電バスの運転士がそう言っていた。「この前お客さんが、3回来たのにいつも霧で、と言ってたよ。景色見えなきゃ単なる通路だからな」と笑ってた。
200908232
続くスカイペアリフト(下りリフトで、高所恐怖症には前のめりになる感じで恐かった…)を介してスカイレーターに乗る。屋外設置型の「斜行動く歩道」。1967年設置というから40年選手だ。延長200mを5分で結ぶ。
片道のみで上下交互運行。今どきのエスカレータのように歩く人はない。それどころかエスカレータの幅こそ1mあるが、人が立つ部分、つまりベルト幅は40センチ足らずで、追い抜くなんてできるはずもないのだ。古くて何が起こるかわからないのが恐いからでもあろう。

のぞきに15時50分に着いた。実はバスの時刻が、先のバスの1時間程度あとという知識しかないままここまで来たが、なんとか最終バスの16時11分に間に合った。
そのバスは蓮池行き。先客は学生らしい3人組のみ。しかしすぐの陽坂バス停近くのホテルに泊まるらしく降りてしまった。夏休み期間とは思えないほどの需要だ。観光路線がシーズン中でこれでは、地方バスの未来はないのだろうか。
硯川で初老のハイカー夫婦が乗車。慌てて近寄ってきたのを乗せた感じだった。そして次のバス停でその夫婦の仲間らしき1人が乗車。このまま蓮池へ運ばれる。

蓮池は長電バスの拠点。ここから奥志賀方面、白根方面などへ分かれる。観光タイプのバスが1台止まっている。「急行長野駅行き」とある。直通があるのかと思った程度でその場を過ごした。
ところが湯田中行きのバスに乗ってふと気付いた。湯田中まで行って電車に乗っても1千円くらいかかるはず。バスっていくら?
発車待ちで屯っていた運転士に聞くと1600円とのこと。案内所のオバチャンらしき人が「電車経由より300円安いよ」と付け加えた。そこまでして電車に魂を売る必要はない。迷わず急行バスに乗り換える。運転士後ろの席を確保。ただし、仕切りが高くて前は見にくい。

バスは快調に進み、中野トンネルを通って信州中野ICから上信越道に乗る。急行とはこのことか。図らずも高速バスに乗ることができた。
途中、高速小布施は乗降扱いなく、須坂長野東ICで高速を降りる。少し滞っている。今どきETC専用ブースが1つしかない。これじゃ混むわけだ。
200908233
長野駅へは定刻どおり17時55分に着いた。東口到着。今夜の宿は西口。ネットで予約した朝食付き5500円の宿だけあって古いけど、ま、雨風凌げればいいタチだからこれで十分。夕食をとりがてら真っ暗な善光寺参りでもするとしよう。

「草津白根ルートを行く」はこれで終わるが、ついでなので翌日の旅の続きも書き綴ることにしよう。
(というわけでつづく)

| | コメント (0)

2009年8月22日 (土)

草津白根ルートを行く(2)

せっかくの草津だからお湯を求めて歩く。ホテルや旅館を借りれば1千円くらいかかるだろう。湯量豊富な草津のことだ。気軽に入れる立ち寄り湯があるはず、と思って道路の地図を見るとバスターミナルから徒歩2分ほどのところに2ヶ所。その1つ、千歳の湯を訪ねた。
200908222
信用方式の有料でもなく、誰でも無料では入れた。先客はなく、すぐにヘルパーさんに連れられた老人が1人入ってきた。80は優に超えていそう。いい湯に浸かれば長生きできるだろう。
源泉掛け流しの熱いお湯に長居はできず、15分ほどでお暇。バスターミナルに戻るとかなりの人出。「13時55分発の長野原草津口行きは3台同時運転」と放送が流れる。1号車が各停便、2・3号車は急行便だと言う。今はバスの急行券はなくなったけど、JRバスの在来線で急行とは懐かしい響きだ。画像は混み合うバスターミナル。
200908223
13時50分発の白根火山行きに乗る。草軽交通担当便。中型バスで運行。運転士はこの道一筋40年と言った感じの年配。定年嘱託と言っては失礼かな? 一番前のアホシートで風景を楽しむ。車窓案内のテープが流れるのも観光路線らしくていい。

白根火山では15分の接続で長電バスに乗り換え。草津の湯か白根火山散策かのどちらか選択で湯を採ったので、白根火山ではあまり時間がない。というのも、このあとの横手山はぜひとも行きたく、どちらか選択をしないと最終バスに間に合わないためだ。

白根火山から乗った長電バスは、降りるのが惜しいくらい気持ちよかった。
200908224 
運転士のKさん、僕が渋峠で降りてのぞきから再度乗る場合、途中下車できるような通しの乗車券があるか訊くと、志賀エリアだけ有効な1日券はあるが、結局高くつくとのことだった。ところが、僕が写真などを撮ってる間に運賃三角表を調べ直してくれ、1日券を買ってはみ出すサンバレー~湯田中間を別払いしたほうが90円安い、と教えてくれた。教えに従って1日券を購入。実のところ最後は湯田中ではなく長野駅行き急行バスに乗ったので20円しか安くなかったけど、もはやどうでもいい。
そして何よりすごかったのが車中の観光案内だ。最初に「左側に座るといいですよ」と教えてくれたのは序の口で、バスガイド並みの説明をこと細かく話してくれる。おかげで上州の3つの「か」(空っ風、かかあ殿下、雷)と、空っ風の通り道・山田峠では長野側には枝が伸びない、そしてナナカマドの名の由来まで覚えてしまった。おそらく元は観光バス運転士だったのだろう。
200908225
流暢な語りと巧みなハンドル捌きにわずか10分足らずで別れるのは残念だが、渋峠で降りてリフトに乗り換え。ここからロマンスリフト~スカイペアリフト~スカイレーターを乗り継いで横手山を縦走する。
(つづく)

| | コメント (0)

草津白根ルートを行く(1)

旧盆帰省輸送もひと段落ついて今週末は久々の休み。プライベートで草津から白根、志賀へ抜けるルートをたどる旅に出かけた。
出発は新宿発8時00分のJR「上州ゆめぐり号」。かつて「あぶくま号」で福島へ行く際、同じ時間帯の草津行きが5台運行だったのに驚きを隠せなかった。観光路線なんか成り立つはずないと思っていたのにこの数字。やはり草津温泉の知名度と鉄道では直通手段がないのが人気の秘密か。今日も2台で走る。1号車は独立タイプの「Gシート」を備えたプレミアムコーチ(http://www.jrbuskanto.co.jp/museum/album/album1h.html)。僕の予約は前日だったので2号車。だけど窓側で隣は空いていた。「早売1」のおかげで3200円のところがネット割を加味して前日でも2380円。前日まででこれほど安くなると、ほとんどはこの値段で乗ってるのかなと思うが、客層からしてネット決済とは縁がなさそうな人も少なくないかも?

定刻に出発して明治通りを北上。目白通りを左折して練馬駅で停車。乗車客はなく1号車の客扱いを待って出発する。練馬インターまでは順調に来たが、ここで捕まる。政府の愚作のおかげで交通量が多い。停まるほどではないけどノロノロと動いては少し走るの繰り返しで、途中休憩の上里SAまでに都合3ヶ所、渋滞箇所があった。運転席の時刻表を見ると上里の出発は30分遅れだ。
その上里SAでケイエムの悌団輸送を見た。やはり悌団はいいね。心が騒ぐ。200908221
ん?だけど手前の車両、まだ品川22だよ。11年選手か。頑張ってるな。でも古さを感じさせないのがエアロにいいところ。でも・・・関越で見かけた小千谷観光バスの初代エアロはさすがになぁ・・・。

上信越道を分岐するあたりからは順調に流れ、渋川伊香保ICで降りてまずは渋川駅へ。かつて国鉄バスが支所を設けていたが、今は関越交通に生まれ変わった。
ロータリーをぐるりと回ってバスは伊香保温泉へ。信号で1号車と付きつ離れつしながら進む。以前伊香保温泉までは乗ったことがあるので、この先は初乗りだ。恥ずかしながら関東地方に住んでいながら草津温泉へは行ったことなく、観光添乗でも縁がなかった。
いつの間にか1号車が視界から消える。短絡路でもあるのか? でも向こうも停留所に停まっていればそれほど離れるとは思えないが。

吾妻線と並行しながら、日本一短いトンネルを見上げて川原湯温泉、長野原草津口駅と降車はなく通過する。長野原では律儀にもロータリーへ入った。このあたりはJRの役所的発想か。降車がいなければ国道を素通りすればいいのに…。
律儀という点では社速にも厳しい。関越道であれほど遅れたのに、渋滞が解消されても左側車線を80キロでノロノロ。上里を出て初めて高速走ってるぞ!となったけど時既に遅し。乗ってる側はイライラする。仕事上では「回復運転禁止」なんて言ってるけど、客の身になりゃやっぱり飛ばして欲しいね。

草津温泉駅に着いた。姿をくらませた1号車はもう着いていた。降車もとっくに済んだ感じだ。どういうルートを通ったのかな? おそらく伊香保温泉街で違うルートをかましたようだ。
(つづく)

| | コメント (0)

2009年8月19日 (水)

帰省輸送ひと段落

先々週末に始まった帰省輸送がひと段落着いた。今年は15日が日曜日だったことで日程的にどのあたりが混むか予想できなかったが、夜行便では7日に第一波が訪れ8日もその流れで混む一方、10日は比較的落ち着いて11~13日に第2波が訪れた。週末金曜日の14日もそこそこ混むはずと踏んでたけど、蓋を開けると間際過ぎるためか空席もチラホラ見られる状況。日本人は、旧盆と言う先祖を迎える儀式には曜日関係なく律儀なんだと感心した。

多客期になると目立つ誤発券。扱い量も多いだけにJTBは昔から目立ち、座席番号未記載は当たり前。当社予約センターにも確認しないからお客様が購入したことが確認できずに自動取り消しされることも極々普通のことだった。しかし、最近はオンラインで発券するので、10年前と比較してもゼロに等しいくらい誤発券はなくなった。

JTBがそのような状態なので最近はトラブルも少なくラクに帰省輸送を迎えていたが、とある大手旅行会社の代理店、この代理店もそこそこ名のある会社だけど、往復乗車券を1枚で発券。ま、この程度の発券方法は初めてではないので驚かない。
ところが・・・座席番号の記載がないわ、乗車日は往路だけで復路が書いてないわで、いったいどういうつもり??
お客様自身おかしいと気付いて店舗に電話したそうだ。すると「大丈夫です」の一言で終わり。何度か電話しても同じ答えの繰り返し。で、当日を迎えたのだけど・・・。

こちらとすれば「ナンじゃこりゃ?」なわけで、お客様には平謝り。理解あるお客様でよかったけど、そうでなかったら落とし前つけさせられそうでホトホト参った。

高速バスの乗車券なんて取扱量が少なく滅多に発券することはないだろう。慣れ不慣れの問題はあるけど、不慣れで困るのはお客様だし、乗車日、座席不明の乗車券が大丈夫なんて、尋常な考えを持ってれば思わないよ。それこそ往路乗車時に窓口で引き換えて、なんていい加減な案内をされてるほうがまだマシというもの。

近いうちに代理店からお客様に詫びの連絡を入れさせるが、必ず「バス会社は悪くない」の一言は言ってもらわなくちゃ。でないと、最終的にお客様と接するバス会社は常に悪く見られてしまう。目の前で小言を言われるのはバス会社であり運転士なのだから。

| | コメント (1)

2009年8月18日 (火)

蛍光灯

都内の地下鉄某駅。
20090817
えっ?と思うようなこの蛍光灯の配列。何か意味があるのだろうか。ランダムに並べた感じがするけど、おそらく設計上は意味があるんだろう。いったい??
そういえば大江戸線はデザインとして蛍光灯をこのように並べているそうだ。飯田橋駅はそこそこ有名らしい。だけどこの駅に限ると、デザインとはとても思えないんだけど・・・僕の美的感覚がないだけかな?

| | コメント (2)

2009年8月16日 (日)

ほのぼのが裏目に

今朝の朝日新聞投書欄に、客は自分独りのガラガラのバスで、運転士との他愛もない会話が清々しかったというものがあった。
普通に考えればほのぼのした客と運転士の触れ合いなんだけど、とある会社で問題になったことがあるそうだ。僕自身聞きかじりなので真偽のほどはわからないけど、世知辛い世の中である。

問題になった理由は「業務外の話をした」ということらしい。新聞の投書では「今日は道路が混んでますね」に始まり運転士が5年前に他業種から転職したことなど、まぁどうでもいい身の上話まで及んだようだが、そんな業務外の会話が運輸規則違反となったわけだ。
とはいえ、二人だけの会話で終わってればいいのに、後日になって礼状が来ただか、あとから乗ってきた人にクレーム言われたかで、その運転士が処分?されたらしい。正直この程度で?と思わなくもないが、今の時代、何が足を引っ張るかわかったものじゃない。
ある種の都市伝説と信じたいが、運転士に厳しい会社ならあり得なくはないことだけに、こういう投書には敏感になってしまう。

| | コメント (5)

2009年8月 5日 (水)

車内人身事故防止への啓蒙

バス車内事故防止のため、床にステッカー
2009年8月1日 
「ドアが開いてから、席をお立ちねがいます」と、バスの床にステッカー。東京・埼玉にバス路線を展開する国際興業は、車内事故防止を目的としてステッカーを作成した。同社の全路線バスを対象に優先席前床面に貼り付け、1日より運行を順次開始する。
全国で発生するバス事故のうち、約3割がバス車内で発生する事故といわれる。国際興業によると、怪我をする過半数は65歳以上の高齢者で、特に女性が多い。これは、多くの高齢者が、降車に時間がかかるため他の乗客に迷惑をかけないようにと、バス停に到着する前に席を立ってしまい、減速時にバランスを崩して転倒したり、手すりに頭や胸を強打するためだ。
高齢化社会がすすむ中で、路線バス利用客の中心は高齢者へとシフトしてくるため、各社ではバスを運行中の安全性確保が重要な課題となっている。
ステッカーは、粗面にも接着する粘着剤で施工され、表面の保護フィルムは耐久性と防滑性を発揮する。住友スリーエム製の『スコッチプリントグラフィックス・サイドウォーク』を使用、大きさは天地275mm、左右800mm。
同社ではこのステッカーを、8月下旬までに都内4営業所と埼玉県内6営業所すべての路線バス計777台の車内に貼り付ける。すべての路線バスの車内床面にステッカーを貼り付けることは、あまり見られない。

http://response.jp/issue/2009/0801/article128014_1.html

さすがの国際興業、斬新なアイディアに拍手喝采。
今までバス会社の注意喚起と言えば背もたれや車内放送程度でお茶を濁していたけど、床面とは思いつくようで思いつかない。せいぜい手摺りか吊革だ。うちの会社でこんなアイディア出したところで「踏まれたら見えねぇだろうが」で終わるに決まってる。「だったらそんなに混んでるバスを見せてくれ」と反論したいところだが…。

実は似たようなアイディアを提案したことはある。しかし、保守的な考えを持つ上司にとって前例のないことはやらないに越したことはない。それではいつまでたっても会社は変わらない。そりゃあと10年も経たないうちにいなくなる人にとって、その間安泰ならいいだろうけど、あと何十年といる僕ら、そしてあとに続く後輩達のためにも、旧態依然のやり方がいいはずない。今だってICカードを導入したりして、僕らが入社した頃には考えられなかったことをしてるじゃないか。いつかは変わるときが来る。でも一番手はイヤなんだろうね。失敗が恐い。他社が成功して初めて重い腰を上げる。それから2年3年経ってやっと導入。世間では1歩も2歩も遅れた会社になっちゃうよ。

さて、記事に書かれてるとおり高齢者の事故は絶えない。ホント、ありがた迷惑なほどさっさと席を立ってしまう人が多い。自分の命は自分で守る、それこそ戦時下を生き抜いた人達ならわかり切ってると思うのに…。でも、いざ車内で怪我でもされたら運転士の責任を問われる。最悪は免停、免取りもあるほど車内人身といえども人身事故なのだ。
うちの会社でも半年ほど前に立て続けに老人、それも女性の事故が発生した。客や運転士の証言によれば、正直当方の責任は感じられないけど、そこは事業者の立場が弱い。老人だけに治るのも遅い。お願いだから立たないでくれと願ってる運転士も少なくないのだ。
こんなこと書くと事故を起こしておいて無責任と言われかねないけど、動いているバスはいずれは停まる。動いている限り不規則に揺れる。その動揺は鉄道や飛行機の比ではない。それを理解してくれれば無闇と立ち上がろうなんて思わないと思うんだが…。

1件の事故で手間も時間もおカネも掛かる。そして何より大事なのは、痛い思いだけはバス会社が身代わりになれないこと。どんなにおカネを積まれてみても痛い思いは自分持ち、という言葉で、ぜひ車内人身事故の撲滅に理解をして欲しい。

| | コメント (3)

2009年8月 3日 (月)

観光バス会社の最期

首都圏の観光バス会社が1つ、廃業になったとの噂を聞いた。どちらかというと零細に近い規模の会社だけど、歴史はそこそこに有する会社である。固定客がいるのか、我が家の近所を走行しているのを時々見かける。とはいっても年に2~3回だけど。
会社同士の付き合いはないが、うちの運転士がその会社の人と旧知の仲で、その人が運転士に漏らしてきたという。
「昨日で廃業したから」
ただその電話のみという。1つの会社がなくなり、そこで働く人が路頭に迷おうとしているのに、これじゃ簡単すぎないかい?

そんな話を聞いてある会社の最期を思い出した。もう8年も前の話だけど、とある人材派遣業に買収された関西私鉄系の東京の専業会社である。
ホントかウソか知らないが、役員クラスでもシークレットだったらしく、いきなり「本日をもって△△に買収され、社名が変わります」という張り紙1つだったそうだ。前日から泊まりの仕事に行っていた乗務員も朝の電話点呼ではそんなことも知らされず、入庫していきなり張り紙を見せられて知ったという。

バス会社なんて海千山千で、路線バスではやくざな商売とも言われるほど、ある意味、一般企業とは違う面もある。ただ、僕がイメージする企業の廃業って、社長なりから会社の苦しい台所事情の説明があり、断腸の思いで賃金の見直しを行い、それでもなおダメな場合、やっと辞める、吸収される、などの説明がされるのだと思う。ところがいきなりの「辞めます」だ。それも「いつ辞める」ではなく「昨日で終わった」「もう変わった」と事後報告。ほんと、バス業界っていい加減だよなぁ。

聞くところによるとこのバス会社は、仕事そのものは堅実だったようだけど、逆にそれが昨今の値引き合戦についていけず、燃料高騰や不景気による受注減の影響をもろにかぶっての廃業らしい。専業会社は貸切だけがメシの種だから収入があるかないかのどちらかでしかない。路線兼業だと少なくとも収入はあり(ゼロということは考えられない)、少なければ少ないなりの経営をすればいいけど、専業はそれができないだけに苦しいだろう。

はたしてこれから先も似たような廃業が続くのではないかと思い、憂うことしきりだ。

| | コメント (0)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »