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2009年6月 8日 (月)

木村定男の世界

ある一定の年齢以上の人は懐かしいのではないだろうか。そしてつい最近まで目に留めていたのに、同じ人の作品だなんてまったく気付いていなかった。

子供の頃、鉄道図鑑を熱心に読んでいた人も少なくない。男の子だったら鉄道に限らず乗り物には興味をもったものだ。僕もそのひとり。表紙が取れるまで見入った。

そんな図鑑の絵を書く人がいる。その名は木村定男さん。存命なら90近いお歳の人だけど、ミレニアムを待たずに1999年、77歳で鬼籍に入った人だ。
その人の作品展が新宿で開かれているというので訪ねてみた。西武新宿駅の、とても新宿界隈とは思えないうら寂しい北口改札を抜けると、正面に会場のあるKM新宿ビルがある。このビルの9階にギャラリーがある。ビルの入口にはなぜか鉄道車輪。鉄道系のビルなの?

会場に一歩入るや懐かしい絵が目に飛び込んできた。「これだこれだこの絵だ。懐かしいなぁ」と童心に帰って見入ってしまう。
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200906082
この日は終了間近に訪ねたせいか、僕以外の見学者は入れ替わりに出て行った1人くらいで、じっくりと鑑賞することができた。そうはいってもあまり長居しては失礼なので足早に見て回る。
絵本で見た作品もあれば、なんと東武博物館の開館記念ポスターも氏の作品だった。作風がまったく違うので結びつかない。そもそも昔の図鑑の絵が今に結びつくなんて、想像もしていなかった。

正直なところ木村定男さんの名は初めて知った。子供の頃の図鑑の絵なんて、当時はもちろん、今でもどういう人が書いているのか知る由もない。職業的に写真から起こして描いてるのではないかと思っている。でも、こうして画家の手によって描かれ、今も原画を見ることができるとは考えてもいなかった。わずか30分にも満たない時間だったけど、アンケートに答えたとおり、子供の頃に見た絵に出会えて懐かしさに耽ることのできた瞬間だった。
14日まで開催しているので、ヒマのある人はもちろん、ぜひとも時間を作って訪ねてみるといい。特に一定の年齢以上の人は懐かしさ一杯になるはずだ。

木村定男<のりもの絵本>の世界展
期間:2009年5月31日(日)~6月14日(日)
    11:00~18;30(最終日:16:00閉場)
会場:ギャルリー トラン・デュ・モンド http://www3.ocn.ne.jp/~km-p/
    新宿区歌舞伎町2‐46‐5 KM新宿ビル9階
    JR新宿駅東口徒歩8分・西武新宿駅北口正面
主催:SADAO★STATION
後援:株式会社フレーベル館

作品展開催の記事
http://news.livedoor.com/article/detail/4180085/
木村定男公式ホームページ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~s-kimura/

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