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2009年6月

2009年6月27日 (土)

駅前の定食屋

その道の人にはかなり知られた食堂・・・というか駅前の定食屋。
20090627
小田急線新松田駅前に構えるこの店。ネットで検索するとかなりの数ヒットする。それだけ有名な店。そりゃそうだ。小田急線から御殿場線に乗り換えようとすれば否が応にも見えてしまう看板なのだ。
ただの駅前食堂なら有名になることはないだろうけど、やはりこの看板、店の名前がいいじゃないか。「マニラ食堂」。
東南アジアの料理を食わせてくれる感じだけど、何のことはない。看板に偽りナシで中華と和食である。ん?看板に偽りナシと言い切れるのかな?

僕自身、2回ほど入ったことがある。一度はラーメンを食べたから、中華の部は間違いない。
和食・・・これはあまり記憶ないが、会社の人と仕事の打ち上げでそれなりの居酒屋メニューも食しているから、和食も間違いなくあったハズ。

さて、気になるこの店の名。ネットで検索しても由来が見つからない。唯一見つけたブログによると、終戦直後、日本人名義では食堂営業の許可が取りづらく、店のオヤジが知り合いのフィリピン人名義で開店させたためだという。ただ、このブログもとあるブログからの請け売りなので真相は定かでない。

松田へ行くことはほとんどない。この画像は1月に、友人の車で小田原方面へ行った際に撮ったもの。ご覧のとおり営業してる気配が感じられない。思い返せば2年ほど前にも前を通ったけど、その日も開いてなかった。ま、日曜日だから閉まっていてもおかしくはないけど。
そこで気になって「マニラ食堂」で検索してみた。どうやら2~3年前から休業中らしい。僕が初めて入ったのは10年も前で(それ以前から店の存在は知ってた)、その頃で年季の入った店だったので、それこそ店のオヤジ(オカミかも?)もガタが来たのかもしれない。

こういった個人経営の「食堂」は減っている。どこもかしこもチェーン店の専門食堂ばかりで、何でも食べられる「定食屋」は滅多に見ることができなくなった。
マニラ食堂に特に思い入れがあるわけではないけど、そのユニークさでぜひとも復活して、また美味い料理を食べさせて欲しい。

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2009年6月23日 (火)

セブンイレブンに排除命令

セブンイレブンの値引き販売を制限することに排除措置命令が出た。http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090622AT1G2202I22062009.html
僕自身は「利便性の影にリスクがある」という考えは常々持っている。24時間物が買えることの裏には安くは売らないよ、ということだ。高速バスの乗車券がバス会社や旅行会社の窓口に行かなくても近所のコンビニで買えるかわりに、払い戻すと通常100円の手数料のほかにあれやこれやと1千円くらい掛かることもまた同様である。

そう思うから、急場の食料以外はコンビニで買わない。可能な限り100円ショップだ(^^♪。逆に昼の弁当なんかはコンビニのほうが安いこともあるし、セブンやローソンのPB商品はむしろ安い。
でも売れ残ることもあるわけだ。

コンビニというのは常に陳列棚に商品を置いておかないといけないらしい。これもある意味、本部の指示だろう。それでいて過剰に置いておけば売れ残る。相反する考え方だけど、巧くキリよく仕入れるのがオーナーの腕だろ、ということか。

セブンの言い分は「価格に対する不信感や、ブランドイメージの損傷」という。でも、例えば百貨店などでセールをしたところでブランドイメージが下がるかい? 高島屋だって三越だって、歴史ある老舗百貨店も一掃セールをやる。デパチカだってスーパーだって、賞味期限切れ間近なものは安くなる。だからといって価格に不信を持つ人はいない。「安いからには何かある」とふつうの消費者は気付く。生鮮食品なら賞味期限が近いんだなと当たり前に気付く。それがイヤなら買わないし、すぐ食べるんだからと思えば買う。消費者はバカじゃない。

結局は本部の利益第一主義と思われても仕方あるまい。無駄の排除、環境保護なんかより会社のイメージだ。そこまでいうなら売れ残り商品を店舗負担にする制度そのものをやめればいい。それでも心あるオーナーは「売れ残ること自体がもったいない」と思うのだから、やはり値引き販売は仕方ない。オーナーの権限の範疇ということだ。

今さらセブンのブランドイメージが下がるとは思えず、逆にオーナーにも環境にも優しいコンビニであることを前面に打てばいいじゃないか。業界のリーディングカンパニーなんだから、もっと大きな心を持ってよ。

なお、他方では「スーパーのように値下げする時間帯にだけ客が訪れ、定価では買わない顧客が増える」ということらしいけど(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/224298/)、うちの近所のスーパーに限れば当てはまらない。それに24時間営業で随時見切り販売してれば「いつ買いに行くと安い」という考え方もできないんだから。

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2009年6月21日 (日)

高知~東京ツアーバス

basukeieiさんのブログにも紹介されていた「高知~東京」のツアー型都心間バス情報。
http://blog.goo.ne.jp/basukeiei/e/7b099a40e648286dc50264d02e1847a6

両都市間はJR2社の「ドリーム高知号」と、小田急・高知県交通・土佐電の「ブルーメッツ号」のダブルトラックだ。2名乗務路線は極力撤退の意向を示すJRバス関東にして残していることを考えれば、そこそこ収益の出る路線なのだろう。後者も週末や繁忙期には多数の続行便を出しているから、需要は安定していると考えられる。

片や似非高速バスの世界では「巨峰ライン」という会社が旅行会社と組んで運行してたことがあった。ところがいつの間にか立ち消えたようだ。今あるのは、詳細は不明だけど吉野川SAでシャトルバス乗り換えを強いるバスらしい。違法性を問われない苦肉の策だろうけど。

今回企画されるツアーは、高知駅前観光という高知県内でも老舗の観光バス会社である。元々は専業だったが、規制緩和を機に高知駅~空港間のリムジン系統に4条免許で進出した。運行経路こそ違うけど、駅対空港では既存の土佐電と凌ぎを削っているのだろう。
ツアーの企画は系列の駅前トラベルという会社だ。バス会社共々社名からして地域密着型の典型だが、空港系統進出で余所者にも名前をアピールすることができたに違いない。そういう点では空港系統で先鞭を切る方法は経営的に凄いと思う。

ところで、8900円という価格設定で半分で採算ラインとはどういうことか。少なくとも堂々と言える話じゃあるまい。単純に言えば往復(2泊3日行程)で36万円。1日あたり12万円だからホンネはそこそこだけど(^^)、往復1600キロ、キロ単価225円。どう考えても届け出運賃の下限を下回っていよう。料金も加味すればダンピングの恐れ十分ありと疑われても仕方あるまい。

記事をよく読めばこの発表は旅行会社の立場で行われている。社長はバス会社と同一人物だから、気持ち上でどちらの立場で発表したかは定かでない。旅行会社の立場で赤字黒字を語れば、必要経費は有料道路(割引考慮で特大約7万円)、乗務員宿泊費(1万5千円)、楽天への委託料数万円、そしてバス代だ。バス代以外で10万円かかるとして残るは26万円。さらに旅行会社として正当な収益を見込まないとダメだからバス代は24万も払ってるかどうかだ。そのうち10~15%程度は手数料だから実質20万程度でバスが走ることになる。少なくともバス会社としては黒字とは思えないんだが…。

あと思うのは所要時間。現行の高速バスより30分近く速い。路線バスはSA休憩ほとんどなし、似非高速バスは10~15分必ず停まる。となると、30分余計に必要と見込まれるのに、なぜ速いの? どうも東名100キロ、明石海峡100キロという単純計算なのだろう。素人じゃあるまいし。これで監査入ってチャートはオーバー、それでやっと予定通りだと、旅行会社まで罪を問われる時代なの知らないはずなかろう。

まあ、刺すのは簡単だけど、高知で幅広く営業する高知県交通・土佐電そしてJRの牙城に攻め入ることができるだろうか。楽しみではある。

それにしても駅前観光といい琴バスといい、四国は老舗バス会社がどんどん似非高速バスに進出してるよなぁ。毎日走るくらいなら堂々と4条取ればいいのにと思う。
・・・と考えてたところで、似非高速バスを4条化したい事業者も現われたようだ。この話はいずれ…。

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2009年6月18日 (木)

政治が面白い

せっかく盛り返してきた自民党の支持率がまた下がり始めた。そりゃそうだ。郵政問題で鳩山総務相を事実上のクビにした時点で、やはり世論が黙っていなかったのだから。
鳩山氏自身は、過去の発言からしても、正直支持されるに値する人かどうかは疑わしい。でも、現在の郵政問題では国民目線で話をしている(ようにみえる)唯一の大臣だったのだから、そういう点で鳩山氏自身の人気は高まったといえよう。自民党の中にいながら反旗を翻した人という印象が強い。今どき組織の中にいて反旗を翻せる人なんていないから、それだけ羨ましいという目もあるだろうね。

そういう人を「俺のいうこと聞けないヤツは叩き切る」とばかりに「辞任」という名のクビにした麻生首相。これでは支持率が下がるわけだ。もっと「何とか理解してくれ」と説得、あるいは「いいたいヤツには言わせとけ」と無視したほうが、まだよかったのかも。
首相もクビにしたら支持率下がるくらいの計算ができなかったのかね。国民目線にいないからわからないのか。

それよりも、いつまで居座る気か西川社長。これだけ世間が騒いでおいて社長の座も居づらいと思う。ま、社長なんて嫌われ者で当然なんだろうけど、それは世間の民間会社のこと。国民の財産を引き継いだ社長となれば、もっと国民の気持ちを理解して、早々に自ら退任するという術もあっただろうと考えるが。これも神経図太くなければ社長なんかになれないという典型かもしれない。今さら自らの身を引いても、余計世間が混乱するだろうけどね。

結局、自民党というか麻生首相のやることなすこと、すべてが空回りしているように思えてならない。それが報道されれば、なお一層、麻生じゃ(でも?)ダメだと思えてくる。その結果が今回の千葉市長選であり、7月の都議選にも現われてこよう。

小泉内閣あたりから、自らの意にそぐわないヤツは切り捨てる傾向が強くなった。郵政造反組なんかがその最もたるものだろう。まあ、それはいつの世にもあったことかもしれないが、情報が逐一伝わってくる今の世だからこそ、なお一層面白く映るのかもしれない。
面白いといえば面白い、関係ないといえば関係ないけど、最終的には国民に降りかかる問題も少なくないだけに、身内の茶番劇はいい加減に内々でやってくれとお願いするとともに、健全な国会運営をお願いしたいものである。

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2009年6月14日 (日)

エアロクイーンK?

神奈川県の某所で発見。さくら観光という千葉の観光専業会社の観光バス。
20090614
が!? エアロクイーンKって呉羽ボディの四角張ったヤツしか見たことないんだけど…。丸みを帯びたニューエアロタイプはなかったんじゃない??
どうやら前面改装をしている感じだ。バスにはよくあることで、ボディとマスクの組み合わせは融通が利くらしい。ひどいものでは初代エアロのボディと思しき車なのにマスクは(旧)セレガだったってことも。東北の平泉で見た、東北の観光専業バス会社の車両である。

僕自身はメカのことには詳しくないけど、こういう組み合わせの妙はマニアにはたまらないんだろうなぁ。

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2009年6月10日 (水)

インフルエンザ騒動はどこへ?

ほんの1ヶ月前、世間ではインフルエンザ騒ぎが起き始めた。神戸で見つかり大阪、滋賀と拡がり、関東上陸も時間の問題と思えば1週間足らずで見つかった。
ところが今はなんだ? 巷での話題は少ない。ニュースでも「**で見つかった。渡航暦はないとのこと。保健所では感染経路を調査してる」程度でサラリと流されている。日本人の熱しやすく冷めやすい性格そのものだ。

なんで世間はそんなに騒いだのか? 「新型」という言葉に「未知との遭遇」を意識してのことかなと思う。
でも、神戸と大阪で延べ250人といっても人口比にすれば小数点以下何桁になるだろう? 宝くじの3等4等もロクに当たったことないのに、1万人に1人のウイルスに感染することなんかまぐれ当たりにしか考えられない・・・と冷めた考え方をしてた僕は無用心極まりないかな?

仕事ではそれなりの対策をした。近隣他社では運転士にマスクを義務付けたり希望者の着用を認めた。特に成田空港送迎の仕事には必須となった。もちろんマスクを会社で支給したところもある。僕の会社でも用意すべしとなったが時既に遅く、街の薬屋からはマスクは消えていた。ネット通販でやっと手に入れたマスクは1枚あたり50円。数週間前には花粉症も沈静化して投売り状態だったマスクが、である。実にバカバカしい。
通販では約1週間で物が届いたのでまだ早いほうだっただろう。しかし、そのときは世間ではあまり騒がなくなり始めていた。会社でもマスク着用緩和を始めた矢先だった。マスクは倉庫に直行した。

インフルエンザなんか、季節性のものでは日本でも毎年死者が出ているという。それに比べ今回のインフルエンザの死者の数は少ない。どちらのほうが猛威と感じるか。だけど未知との遭遇で日本人は右往左往。実におかしな民族だ。
まあ、秋にはもっと強烈なインフルエンザが来るらしい噂も聞く。今回の騒ぎはその前哨戦だったのかもしれない。秋に慌てないよう、今から万全の体制を整えておくに越したことはないだろう。

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2009年6月 8日 (月)

木村定男の世界

ある一定の年齢以上の人は懐かしいのではないだろうか。そしてつい最近まで目に留めていたのに、同じ人の作品だなんてまったく気付いていなかった。

子供の頃、鉄道図鑑を熱心に読んでいた人も少なくない。男の子だったら鉄道に限らず乗り物には興味をもったものだ。僕もそのひとり。表紙が取れるまで見入った。

そんな図鑑の絵を書く人がいる。その名は木村定男さん。存命なら90近いお歳の人だけど、ミレニアムを待たずに1999年、77歳で鬼籍に入った人だ。
その人の作品展が新宿で開かれているというので訪ねてみた。西武新宿駅の、とても新宿界隈とは思えないうら寂しい北口改札を抜けると、正面に会場のあるKM新宿ビルがある。このビルの9階にギャラリーがある。ビルの入口にはなぜか鉄道車輪。鉄道系のビルなの?

会場に一歩入るや懐かしい絵が目に飛び込んできた。「これだこれだこの絵だ。懐かしいなぁ」と童心に帰って見入ってしまう。
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この日は終了間近に訪ねたせいか、僕以外の見学者は入れ替わりに出て行った1人くらいで、じっくりと鑑賞することができた。そうはいってもあまり長居しては失礼なので足早に見て回る。
絵本で見た作品もあれば、なんと東武博物館の開館記念ポスターも氏の作品だった。作風がまったく違うので結びつかない。そもそも昔の図鑑の絵が今に結びつくなんて、想像もしていなかった。

正直なところ木村定男さんの名は初めて知った。子供の頃の図鑑の絵なんて、当時はもちろん、今でもどういう人が書いているのか知る由もない。職業的に写真から起こして描いてるのではないかと思っている。でも、こうして画家の手によって描かれ、今も原画を見ることができるとは考えてもいなかった。わずか30分にも満たない時間だったけど、アンケートに答えたとおり、子供の頃に見た絵に出会えて懐かしさに耽ることのできた瞬間だった。
14日まで開催しているので、ヒマのある人はもちろん、ぜひとも時間を作って訪ねてみるといい。特に一定の年齢以上の人は懐かしさ一杯になるはずだ。

木村定男<のりもの絵本>の世界展
期間:2009年5月31日(日)~6月14日(日)
    11:00~18;30(最終日:16:00閉場)
会場:ギャルリー トラン・デュ・モンド http://www3.ocn.ne.jp/~km-p/
    新宿区歌舞伎町2‐46‐5 KM新宿ビル9階
    JR新宿駅東口徒歩8分・西武新宿駅北口正面
主催:SADAO★STATION
後援:株式会社フレーベル館

作品展開催の記事
http://news.livedoor.com/article/detail/4180085/
木村定男公式ホームページ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~s-kimura/

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2009年6月 6日 (土)

日本バス協会が高速1000円に反対

日本バス協会が今般のGWの高速道路大渋滞を受けて、拡大反対の方針を決めた。

バス協会「高速千円」拡大に反対 渋滞激しく利用急減
全国のバス事業者でつくる日本バス協会(会長・堀内光一郎富士急行社長)が3日、国土交通省が検討している高速道路料金「上限1千円」の割引拡大に反対する方針を決めた。ゴールデンウイークに高速バスが渋滞に巻き込まれて大幅な遅延が相次ぎ、利用客が減少したためだ。
協会は2280事業者が加盟。3日開いた高速バス委員会で決めた。近く、高速道路割引の拡充中止と渋滞緩和策の検討を求める要望書を同省に提出する。協会によると、今年4月24日~5月6日の主要路線の高速バス利用者数は前年比で平均6~7%減少。渋滞では所要時間が2倍以上になる例や到着が10時間遅れた例もある。
協会は「公共交通の機能がマヒし、経営努力の及ばないところで利用者の利便性を損ねている。環境保護にも反する」と訴えている。
割引は3月からETC車を対象に実施し、土日祝日の高速料金を上限千円にしている。政府の景気対策の目玉の一つ。金子国交相は「経済効果が出ている」として、お盆や年末年始の平日への拡大を検討している。(渡辺淳基)
2009年6月3日(水)19:20
http://www.asahi.com/business/update/0603/SEB200906030016.html?ref=goo

たしかに今年のGWは酷かった。新聞の投書にもあったけど、夜行バスはそれほど渋滞にはまることはないが、「今年はわからない」と答えざるを得なかった。そしてそれが現実のものとなった。需要が減ったのもたしかだ。

しかし、僕は今年の需要減はそれだけが原因ではないと考える。GW前半、つまり4月29日が完全に週のど真ん中になったことで実質5月の5連休(土曜含む)しかなく、そこに旅客が集中したこと。集中しても1日に走らせられるバスの数(臨時便)には限度があり、連休が長ければ実質本数も多く走れるが、短期決戦だったため数をこなせなかったことも原因ではなかろうか。
また、「客が減った」という部分は表に出すべきではないと考える。消費者が交通機関を選択した結果に過ぎないからだ。その根本には上限千円政策があるのは間違いないが、旅客減を前面に出すと千円歓迎の庶民からはいい顔されないし敵に回す。それこそ「だったら値下げすれば」となってしまうのだ。少なくとも過半数の国民は千円を喜んでいる節があるのだし。(その後降りかかる増税は意識してないだろうね。)

僕としては(1)公共交通誘導政策に反する、(2)環境保護対策に反する、(3)渋滞緩和策の検討、だけで十分だったと思うのだが。

それと、エコ対策として、国が認定したエコ車だけ千円にすればいい。それならまだ国民も納得するのではないか。今のように我も我も総出されるから環境悪化につながる。もちろんエコ車だって走るより走らないほうが環境にいいのは間違いないけど、そうすればエコ車普及にも拍車がかかるんじゃないのかな?

千円の(逆)効果で公共交通は不要となってもいいと考えているらしい。ならばそれに応えてやろうかとも思う。船もバスもなくなって、初めて政府の愚作に国民は気付くだろう。

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2009年6月 2日 (火)

いいモノづくり

ブルートレインも風前の灯の昨今で上野~金沢間の「北陸」は人気の高い列車だ。距離は長いようで短い500キロ足らず。所要時間8時間程度では正直、眠るだけで終わってしまうけど、個室の比率が高く、それが人気を押し上げているのかもしれない。いや、東京~北陸間はこのほかに「能登」という急行もあるほどだから、両都市間の需要そのものが多いと思っていいだろう。
そうはいっても北陸新幹線が開通すれば3時間で結ばれる。夜行列車もそのときまでの運命と思うが、果たして「銀河」のような共存はできないのだろうか。

春先に「北陸」で出かけた。この日は上野駅にカメラを構えた人が多い。何かと思えばEF64-1000番台のトップナンバーが牽くとのこと。珍しいのかは判らないが、茶色のカラーリングというのは希少なのだろう。
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いざ車内に入る。個室は上段。何年振りかのソロだ。10年ほど前の「北斗星」以来かも。
ところでこのソロ、ご覧のような荷物置き場、ハンガー、その他スイッチ類があるけど、何を考えて作ったのか疑問に思う。
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フックにハンガーで上着を掛けるとスイッチ類が隠れてしまう。隠れてしまったことに気付かず、スイッチはどこだどこだと探してしまったではないか。試しに下段を覗いてみても似たり寄ったりの構造。スイッチ類は反対側(ドアの右側)に付けるなんて発想は出てこなかったのかな?

友人のブログを読んでいて感心した言葉がある。物を作った人やサービスを提供している人は実際、自分の会社の製品を使ったことがあるだろうか。そしてライバル社の製品を使ったことがあるだろうか?
自分で使わずに使い勝手のよさ、悪さがわかるわけない。クレームがなければ大丈夫なものと思い込んでしまう。しかし、クレームなんか100人に1人でも言ってくればいいほうだ。「ったくぅ」で終わってしまっている人がほとんどである。現に僕だって車掌に言っているわけではない。クレームがないからといってけしていい製品ではないということは肝に銘じたほうがいい。
そして他社製品。自社製品を使う愛社精神はあってもいいが、それは自己満足に過ぎない。他社製品を使うことで自社製品にはない使い勝手のよさ、サービス、ちょっとした気遣いがわかるのである。もちろん他社のモノマネ、二番煎じを嫌う傾向もある。特に経営陣には。でも、ライバル社の製品でありながら「いい」と思うことは、やはり「いい」のである。それをどんどん取り入れなければ競争に負ける。

地方ではマイカー通勤が主流である。バス会社に勤めながら自社バスにすら乗ったことがない人がいるのは事実。ビジネスと割り切ればいいけど、バスごときでビジネスを語るには恐れ多いだろう。やはり自社はもとより他社もどんどん利用することが、よりよい商品作りを目指すことに必要なのではないかと思う。

僕は自社他社問わずバスには乗っているけど、まあ趣味の一面もあるが(^^♪、それはそれで仕事に役立てているつもりである。井の中の蛙にならないよう、今後とも研究していこうと考える。

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