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2009年3月

2009年3月29日 (日)

どこまでも1000円・・・じゃないのに

高速道路のETC休日特別割引が始まった。巷で騒がれるほど渋滞が発生せず安堵しているところである。でも、本格実施直後のGWはこの比じゃないだろうな。昼行便はドツボにはまると思う。今から悩ましいところだ。
この制度に不満がないわけではない。いくら一般車両へのETC普及が命題としても、不必要な遠出が増えている感が否めない。ネットでも「用はないけど出かけてみました」なんて書かれている。それに、この不景気の折に消費を仕向けるより(内需拡大策とはいえ)、出費を抑えさせる営業コストの削減、つまり商用車こそ割引を優先すべきだったのではないかと思うのは、営業運転をしている僕らだけの意見ではない。

まぁそれはともかく始まった制度は巧く活かしたい。

で、やっぱり届いた「なんで1000円なのに高速バスは値下げしないのか」の意見。
ってさあ、ホント周知されてないんだよなぁ。バスは関係ないんだって~。それに仮にバスにもETC休日特別割引が適用になっても1000円のはずはないと思うよ。せいぜい3000~5000円じゃないのかな。長距離夜行で1万円が3000円になれば嬉しいけど、7000円を20人で割れば350円。いや、大口割引適用だと実質8000円程度だろうから5000円を割ると250円か。
ま、この程度の割引で一喜一憂されるのはいかがかと思うけど、ほとんどのバス会社は燃料値上げの際も運賃据え置きで耐えてきた。それこそ10年20年前の運賃のままである。その間に燃料単価は40~50円程度アップしてる。リッター3.5キロで走ったとして700キロで200リットルの消費。つまり8000~10000円は自力でカバーしてきたわけだから、2年間、しかも休日のみの限定だから、通常運賃の値下げなんかはまず考えられないと思う。せいぜい休日利用者には粗品進呈で誤魔化さざるを得ないのではないか。

業界内では商用車への割引も検討するよう訴えているが、実現した折はもっと風当たりが強くなるのかな? でも正直、休日のみ、2年間のみ、というのでは運賃改定まではならないだろう。

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2009年3月16日 (月)

メガライナー 再び全焼

とんだニュースが飛び込んできた。

高速バス「青春メガドリーム号」出火・全焼、乗客77人無事

16日午前4時15分頃、静岡県牧之原市の東名高速道路上り線で、ジェイアールバス関東(東京都渋谷区)の大阪発東京行き高速バス「青春メガドリーム号」のエンジンルームから出火した。
バスには飯塚和史運転手(43)と乗客77人が乗っており、近くの牧之原サービスエリア(SA)に停車して避難し、全員無事だった。その後バスは全焼した。
牧之原署の発表によると、バスは15日午後10時40分に大阪を出発した。運転手が走行中にバックミラーでバス後部から火が出ているのを見つけ、1~2キロ先のSAに停車した。同署が出火原因を調べている。乗客は同社が手配したバス2台などで東京へ向かった。
同社によると、バスは2階建て(乗客定員86人)で、ドイツ・ネオプラン社製の車体にメルセデス・ベンツのエンジンを搭載。同社は西日本ジェイアールバス(大阪市)と共同で、ネオプラン社製の同タイプを使ってメガドリーム号を運行している。
昨年5月28日深夜から29日未明にかけ、大津市の名神高速道路上り線で、西日本のメガドリーム号のエンジンルームから出火し、全焼する事故も起きている。関東が今回の車両を含め7台、西日本が1台のネオプラン社製バスを持っており、両社は当面、使用を見合わせる。
(2009年3月16日11時55分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090316-OYT1T00510.htm?from=navr

既に承知のとおり、メガライナーは昨年5月にも西日本JRバスの1台が全焼した。1年経たずして2度の火災。エンジン系統ではないかと疑われるが、原因究明を待ちたい。

ただ、これで「メガライナーは…」とか「ネオプランは…」とか思われるのは不本意である。ネオプランはJRはじめ数社で導入実績があるし、初めての導入から10年以上経っていよう。また、メガライナー自体、つくば線で走り始めたのは6年以上前。それまでに報道されるようなトラブルはなく、穿った見方は尚早だと思う。
ただ、あちらの国ではどうだか知らないけど、日本では15mの2階建て4軸バスというのは初めてなわけで、過去の経験から予期できない経年劣化などが起きていたかも知れない。そのような複合作用で最終的に全焼に至ったのではと推測するが、果たして原因は如何に?

これでJRもメガライナーの運行は中止するのか。走らせたとしてもつくばに続く人気路線の鹿島線くらい? それはそれで嫌がる人もいるだろうけど。
ふそうが2階建てを再び精力的に作っているようなので、今後の2階建てはふそうの独占になるのかな。

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2009年3月15日 (日)

さよならブルトレ

既にネットだけでなくマスメディアも騒いだように、3月14日をもって東京駅からブルトレが消えた。ブルトレの定義なんて正式にはないと思うが、青い客車の寝台専用列車とすれば、残るは北斗星北陸あけぼの日本海の4本だけだ。

葬式鉄ではないから最後の瞬間に立ち会う気にはなれなかったけど、廃止の噂が流れ始めた頃には、ぜひとも名残り乗車をしたいと思っていた。しかしチャンスにめぐり合えないまま廃止が正式発表となる。これで鉄チャンがこぞって乗るようになるぞと覚悟。ダメならダメで仕方ない。どうせそのときの車中は鉄分ばかりだろうから。

ところがチャンスが2月に降ってきた。野暮用で広島県へ行った折、みどりの窓口に顔を出すと翌日の富士に空きがあると。さっそく1枚ゲットしてその日は小郡に投宿。当日翌朝と富士はやぶさをカメラに収め、夜は広島から車中の人となる。
案の定、区画は鉄分旺盛だが、僕は野暮用の関係でネクタイ姿。ま、サラリーマンの出張でござい、というところか。週末だけに場違いな格好だけど。

これが東京系統のブルトレに乗ったどころか見た最後になった。数ヶ月前に東京駅で見たときは1車両に片手も乗っていない。これでは廃止もやむを得まいと感ずるに余りある。しかも乗っているのは飛行機や新幹線で乗り換えを苦手とする年齢層ばかりだ。そういう世代の人達から交通手段を奪う結果となる廃止には考えるものはあるが、経営として成り立たないのであれば仕方ない。それに、夜行列車不振の影には夜行バスの存在も少なからずあるわけで、それを思うと仕事か趣味かで複雑な思いだ。ま、結論を言えば「持ちつ持たれつ、共存共栄」で逃げちゃおうかと思うけど。

また1つ、鉄の旅の楽しみが消えた。残る4列車、そしてカシオペアトワイライトEXP.も、いつ消えてしまうかわからない。日本の鉄道から夜行列車が消える日が来るのだろうか。その日が1日でも遅くなることを願ってやまない。

画像は新山口駅に架かる跨線橋から見た下り「富士・はやぶさ」
090315

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2009年3月13日 (金)

幼稚園バス

出勤途上で見かけた幼稚園バス。今日も元気に園へ向かう子供たちで賑わっている。

で、ふと思った。「幼稚園バスってチャイルドシートじゃなくていいの?」と。
会社に着いてネットで調べてみると、幼稚園バスはシートが小さく取り付け不可能。チャイルドシートどころかシートベルトさえも免除されているとのこと。初耳だった。

ま、考えてみたらそれもそうだろう。幼児自らがベルトを締めることもできなかろうし、万が一のとき、自分ではずして非難なんてできっこない。何十人の園児のベルトを運転手と先生とではずしている時間なんかないのだから、サッサと立ち上がって逃げられるほうがいいに決まっている。そういう考えもあるのだろう。
ただ、やはりネットで調べると、園児にベルトの教育をしてる園もあるようだ。三つ子の魂100までだ。いい子に育つに違いない。

そしてもう1つ気になった。運転席と助手席(法律的には運転席と並行だったかな?)はシートベルトが義務のはず(今は後部もだが)。幼稚園バスはマイクロバスが主流で、中ドアタイプで運転席の隣にも席がある。いわゆるかぶり付き席だ。であるならばこの席こそシートベルトが必要だと思うのだが・・・実際見てみると園児が大はしゃぎで流れ行く景色を楽しんでいる。とてもシートベルトをしてるようには見えない。

やはりこの席もシートベルトが免除なのか。でもそうはいっても免除されてるからといって事故が起きない、起きても程度が軽いわけではない。小さい子こそかぶり付きは好むのだし(僕もだ…orz)、幼稚園バスは逆にこの部分にシートを配置しないほうがいいのではないか。
でも、子供たちの楽しみを奪うのもなぁ・・・

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2009年3月11日 (水)

高額紙幣対応

■女性乗客が運転手とハンドルの奪い合い…路線バス事故
[中国特快ニュース:/2009/3/9 10:02]
7日正午、(略)路線バスが、中央分離帯として置かれている鉄柵を蹴散らしながら30メートルほども進んで止まったのである。バスには4,50名の乗客が乗っていたが、運転手のみが怪我をした。事故の発端はわずか6元(約86円)のお釣りが原因であった。
事の発端は、一組の男女の乗客がバスに乗り込んで10元を払い、6元のお釣りを要求したことによる。運転手は、「彼らは初め、入り口をふさぎ、後続の乗客からお釣りを得ようとしたため、私は入り口をふさがないよう注意したんです。」という。お釣りを回収できなかったこの女性は、今度は料金箱を開けてお釣りを出すように言ってきたため、運転手が規定により料金箱を開けることはできないと断ると、運転中ずっとこの女性は運転手と言い争い、しまいにはハンドルを奪おうとしてきた。その結果、車体が大きく揺れ、上記のような事故につながったと言う。
バス会社の姚氏は、「バスの料金箱は何年も使われており、お釣りを出す機能がないのは周知のことなのに、どうして細かいお金を用意しておかないんでしょうね。」と言い、もし同様の事態が起きた時には安全のためにもなるべく早く警察に連絡するように勧めている。

http://www.tokkai.com/news/column/news/1236560506.php

なんともお国柄を表している事故(事件?)だ。
ただ、日本でも同様のことが起きないとは限らない。日本にもキレる人が多くなったというのも一因だけど、やはり「高額紙幣に対応してないのはおかしい」という声は、たまにではあるがないわけではない。
さすがに「周知のことなのにどうして用意しておかないんだ」なんて口が裂けてもいえないが(書くのはいいんか!?)、一般路線バスは千円札対応がやっとで、2千円札以上に対応している例を残念ながら知らない。高速バスには万札対応もあるが、動作が非常に遅く、とても一般路線に耐えうるものではない。
また、現状でも機械内に釣り銭金としていくばくか入っており、万札対応ならその何倍を用意すればいいのか。100台の営業所なら千万単位になるだろう。スーパーのような固定した施設の金庫に収納されているならともかく、動き、それも不特定多数の人が出入りするバス車内に放置するに近い状態が、はたして危機管理が万全といえるか。
まぁこればかりは永遠の課題になりそうだな。

高額紙幣に対応しないことを逆手にとってわざと万札を出してくる人もいる。営業所でマークしている人は1人ではない。そのため乗務員が自発的に釣銭を持って行くこともある。嫌味たらしく100円玉50枚の筒を2本用意して「お釣り、こうなりますがよろしいか?」と見せたら、きちんと小銭を出したという。こうなるともはや客とバス会社の化かし合いではないか。お互いが気持ちよく利用、仕事をするために、一般的なルールとして小銭の用意を願いたいところだ。タクシーについても同様である。

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2009年3月 6日 (金)

赤帽

赤帽というと駅で荷物運びの手伝いをしてくれるポーターの仕事が第一に頭に浮かぶ。そんな赤帽のイメージから軽貨物輸送の「赤帽」が名付けられた。
僕にとって赤帽は駅にいる赤帽なのだが、とあるサイトを読んでて驚いた。

「赤帽って何ですか? 宅配のこと?」

と書かれているのだ。
もはや駅の赤帽って死語なのか。それともそいつが常識ないだけなのか。時代なんだなぁ。

ターミナル駅から赤帽がいなくなって久しい。赤帽の職を奪ったのはキャスターカバン、キャリーバッグとかいうけど、カバンをラクラク運べるようになった一方で仕事を失った人がいる。それまたかわいそうなことだ。

調べたわけではないが、既に赤帽は全滅したらしい。最後の駅はどこだったのかわからないけど、僕が時刻表で見つけたのは岡山駅だ。しかし赤帽記号は新幹線にはなく、在来線の欄に記載されていた。3年ほど前に見つけたのが最後で、今手元にある2年前の時刻表からは消えている。

20年以上昔(もっとかな?)、上野駅や東京駅、大阪駅、名古屋駅などで見つけた赤帽の人たち。その頃はもう風前の灯だったはずで、本来の赤帽の姿を見た記憶はない。映像で大きな荷物を背負っているのを見るくらいだ。

おそらく復活することのない職業だろうけど、ネットを見ていて懐かしく思った次第。

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