観光業界人インタビュー・高速ツアーバス連絡協議会
観光経済新聞社の「観光業界人インタビュー」に、高速ツアーバス連絡協議会会長の橋本文雄氏(オリオンツアー取締役)が載っていた。
http://www.kankokeizai.com/tokusyukiji/interview/08_11_22.html
オリオンツアーとはスキーバス時代に代車屋を経由して付き合いはあったが、スキー人口が減少するご時勢だからこそ都市間バスに活路を見出したと思うが、かつての盟友が敵になろうとは・・・。
記事によると、今は東京~大阪間だけで1日45往復、全路線でも年間250~300万人の需要があるそうだ。うちの会社が高速バスを始めてやっと成し遂げた数字を、わずか1年でクリアするほどの需要とは恐れ入る。
利用者は若年層が多勢を占め、予約ツールもモバイルが多い。20%・・・って、これはうちでも同じか。ということはそれほど自慢することじゃない。
協議会の立ち上げの経緯について触れている。あずみの観光バスの事故でツアーバスの危険性が広まったことがきっかけらしいが、「スキーバスは高速ツアーバスではない」と言い切るあたり、やってることは同じという意識はまったくないんだろうな。やはりバス業界には疎いようである。
そして・・・(以下、引用は要約)
最初に取り組みたいのは集合場所の問題だ。ツアーバスの場合、乗降に路上、一般駐車場、貸切バス専用のモータープールを使っている。一般の路上にかかわることなので、警視庁等とのやり取りを増やして詳細な配車台数報告を行い、台数が多い日に警察に見回ってもらうようなかたちでの対策を考えている。
警察がツアーバスに有利に動くとは思えないんだが。そりゃ意識改革をしてることに好意を抱くと思うけど、二重駐車、交差点内駐車、横断歩道直近駐車、はたまた路線バス停留所前駐車(営業時間中)をしている業界に、はたしてどう対応するのやら。逆にこれらを認める行為があるのなら、うちら路線バス会社も、今後は規制にとらわれず、自由にバス停を設置できるのかもしれないけど。
年末の28日ごろに利用のピークを迎えるので、それまでに集合時間の分散化、誘導係員の増員、配車時間の間際化などの対策をとりたい。
ぜひやってもらいたい。うちの運転士も会員券を見せられて戸惑うことがないように。少なくとも集合場所を案内できないうちの乗務員がツアーバスの客に罵声を浴びせられないように。
ツアーバス運行会社を対象とした国交省の監査で、8割が法令違反との発表があった。高速ツアーバスの仕事が原因でないものも多いにもかかわらず『ツアーバス事業者』と発表され、『安かろう悪かろう』のイメージが強まってしまった。
そういう会社を積極的に使ってるのは事実でしょうに。まぁこればかりは路線バス会社も無違反のところはまずないので五十歩百歩だけど。でも違反の内容が尋常ではないのはすごいよ。事業区域違反や過労はまだ軽い。点呼未実施や運行管理者の名貸し、車庫飛ばしなんて確信犯じゃん。
いずれにしても協議会のターゲットってバス会社なのかな? 灯台下暗し、足元すくわれないように、募集時点での広告の法令違反から見直していただきたいと思っている。
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