« 捜し物:消えた条文 | トップページ | 大時刻表 »

2008年10月25日 (土)

高齢者と自転車

自転車の96歳が事故誘発 書類送検、避けた会社員死亡
2008年10月23日(木)16:58
 茨城県取手市の国道交差点に飛び出した自転車をよけようとしたトラックが民家に突入、運転していた千葉県柏市の男性会社員(当時53歳)が死亡した事故で取手署は23日までに、自転車の信号無視が事故を誘発させたとして取手市の無職男性(96)を重過失致死容疑で書類送検した。自転車の男性は4月7日早朝、赤信号を無視して国道を横断。トラックを右側の民家に突っ込ませ、会社員を死亡させた疑い。

http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2008102301000549.html?C=S

昨日の昼のニュースで取り上げていたこの事故。ググッてみると全国的にメディアが取り上げていた。ざっと見ただけでも東奥日報から熊本日日まで。発信元は同じとはいえ、取り上げるくらいだからどこも興味を覚えたのか。

96歳の長寿の方が自転車に乗ってお出かけというのは微笑ましく、まだまだ元気という点でいい話だと思う。
しかし、その人が事故を誘発し死者も出たということが、どのメディアも興味を覚えた点だろう。そして、自転車でも事故を起こせば、または誘発するような行為があれば、警察は適正に処理するという点を世に知らしめたことも忘れてはならない。

最近は自転車の事故が増え、それも夜間無灯火や歩道の暴走など、自転車側に起因する事故が少なくない。無免許で運転できる気安さでも、それを理由に道交法を無視してもいいという理論はない。歩道を走る自転車は「車道は危ないから」と尤もらしい理由を述べるが、それと同じに歩行者から見て自転車が危ないのだ。結局は自己チュー? そういう僕も高校時代に飛び出した幼児とぶつかった経験もあり(軽くで怪我することもなかったが)、歩道を走るときは慎重になっている。

さて、96歳の翁。人生の後半に大きな汚点を残してしまったが、世の中、老人の自動車免許返上の流れも起きている時代だ。心苦しいが、どちらも「車両」として乗ることは控えたほうがいい。もちろん歩行の補助具として押して歩くなどの手段は構わない。齢を重ねたが故の視界不良も避けては通れず、信号無視も故意ではないかもしれないわけだし。誘発だけならまだしも、巻き込まれないためにも考えたほうがいいのではないかと思うニュースだった。

|

« 捜し物:消えた条文 | トップページ | 大時刻表 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 捜し物:消えた条文 | トップページ | 大時刻表 »