2009年7月10日 (金)

神保町のB級グルメ

日本人の僕は寿司とカレーとラーメンが好きだ。「どこがだ?」といわれるかもしれないけど、寿司はともかくカレーもラーメンももはや日本の大衆食。それにインドにも中国にも日本のカレーやラーメンなんてないと聞く。まさしく日本流にアレンジされた「日本食」である。

寿司は回転寿司か立ち食い寿司にはよく行く。高級寿司屋はなかなか手が出ない。でも寿司の起源を辿れば立ち食いでチョチョッと摘まんでハイ、お愛想!というのが本来の食し方だろう。ま、貧乏人の僻みなんだけど…。(;ω;)
ラーメンもいろいろだが、僕はさっぱり系の醤油が好き。とんこつもいいけど、味噌と塩はおそらく一番食べない。野菜を摂るためにタンメンを頼むくらいかな。

さてカレー。チェーン店のカレーも少なくない。そしてなぜか最近はインド人?のカレー屋がにわかに多くなってきた気がする。たまに街へ出ると2~3軒の店が道行く人に割引券を配っている。なんでかな?

そんな中、神保町にあるこのカレー屋はB級グルメ派に知らない人はいない、知ってる人には超有名な店だ。

その名は「まんてん」
20090710
神保町交差点と水道橋駅の間の路地を少し入ったところにある。水道橋側からならこの看板が見えるので迷うことはない。神保町からは…時々振り向きながらこの看板を探せばいい。

なんでここがB級グルメなのか。なんの変哲もないカレー屋…と言ってしまえばそれまでだけど、なんせ今どき山手線の内側で500円以下でカレーが食える。それだけでなんかチョッと怪しいではないか。
さらに、トッピングが凄い。カツやコロッケ、ソーセージは当たり前。なぜかシュウマイなんてのもある。オマケにこれらトッピングを全部乗せて1000円という安さ。これを驚かずして何とする?
そして…食前に出される黒い液体。最初は誰もが戸惑うこの液体、なんてことはない、アイスコーヒーだ。
お味はというと…正直家庭のカレーそのもの。それが人気の秘密なのだろう。学生も多く、若いサラリーマンも顔を出し、「お母さんの味」といった感じか。カレーそのものは挽肉のカレーしかなくてビーフだチキンだ、やれ何をトッピングだと凝ったものはない。まさに我が家のカレーなのである。

肝心なカレーの画像がないんだけど、ネットで探れが腐るほど出ている。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%A6%E3%82%93%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC&lr=&aq=f&oq=

まあ、ここまではバスとはまったく関係ないが・・・実はバスと結構縁のある店だったりする。ま、その辺は適当に察して下さい。m(__)m

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2009年7月 7日 (火)

これも安いゆえのリスク?

事故被害者らHISを提訴 06年のトルコ・バス横転
2009年6月25日19時17分
トルコ中部で06年、日本人観光客1人が死亡し23人が負傷したバス事故で、事故の被害者8人が27日までに、ツアーを主催した旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京)に慰謝料など計約1億2200万円の支払いを求める訴えを東京地裁に起こした。
訴状によると、被害者側は(1)当日のバス走行時間は9時間以上だったが、トルコ国内の道路交通法が定める代理運転手がいなかった(2)事故車両は必要な定期点検を受けず、運転手は旅客運送の免許もなかったなどの点が安全義務違反に当たるとしている。
HISは和解金(1人当たり15万~105万円)の支払い案を示したが原告側は拒否している。

http://www.asahi.com/national/update/0625/TKY200906250260.html

HISという会社は今や日本を代表する大手旅行会社に成長したけど、昔を振り返れば旅行業界のベンチャー企業であり革命児だった。それだけに異端児扱いされたりもするけど、海外格安航空券の取り扱いとなれば、もはやこの会社を抜きには語れない。
格安航空券販売のイメージが先行して他にどんなものを売ってるのか、正直、数年前まで気にも留めなかった。近年になってツアーも手掛けてると知ったが、調べれば20年近い実績がある。

そんな背景を前提に語ると、この事故も安いもののリスクだろと思う。安く仕入れられるということは何かを削っているのだ。それは蓋を開けたら2名乗務違反であり無免許運転だったということ。
もちろん、HISの担当者がそこまで知って仕入れてるとは思えない。でもトルコにバス会社は1社じゃあるまい。かつての共産圏では選択の余地がなく旅行会社の免責もあったけど、国が国ならそんなバス会社を選んだHISの責任を問われるのは必然。ランドオペレーター経由であっても、お客様との責任関係はHISにある。

行程そのものに無理があったとも言える。他の記事では600キロを9時間で走るとあった。高速道路でも走れ走れで息つく暇もない。ホントに観光旅行なの?すべて車窓じゃん。もっとも日本と道路事情が違うのかもしれないが、ふつうに考えれば添乗員が驚いて然るべき。ま「トルコジャアタリマエネ」といわれたらオシマイだけど…。

海外ツアーの行程を見てると、いかがわしいのがありすぎる。「ソウル2泊3日19800円」なんて…。2時間程度で行ける海外を3日間楽しめると思えば、1日目の飛行機は12~18時の指定時間内の結局は一番最後。到着は夜なのに無理矢理免税店経由でホテルへ。あとは寝るだけ。2日目はフリーながらも3日目の空港出発は朝8時。だからホテルは6時にチェックアウト。これでは前夜のお酒も楽しめない。実質1日なのにソウルに2泊した以上タイトルに偽りなし。いくら隣国の行きやすさを考えても、何度も行って「ちょっと買い物だけ」という人ならともかく、初の韓国旅行で安さに目を奪われこんなツアー申し込んだら目も当てられない。まさに安さものには裏があるだ。だけど実際には中身を見ずに申し込み、便名が決まってから、はたまた当日になってギャーギャー騒ぐ人が少なくないようだ。

HISのトルコツアーがどのような行程でパンフレットに出ていたかはわからない。でも、ちょっと知らべれば、行程に無理があることもわかったかもしれない。ただ漠然と「トルコに行きたいから」と「トルコツアー」の文字に惹かれて申し込むのではなく、消費者も賢くならないといけないだろう。結局は自分を守るのは自分なのだ。

HISもダンマリを決めるのではなく、このような事故があったということは速やかにHP等に公表すべきだったのではないか。「自分の責任ではない」というなら、それを含め、会社の考え方を公開すべきだっただろう。

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2009年7月 4日 (土)

休日バス割引

3月に始まった高速道路の休日割引。普通車は都市部を除き最大1000円ということで、高速道路はメチャクチャ混んだ。最近の週末は多少落ち着いているが、来たる三連休ではまた同様のことが起きるだろう。
そのおかげでバスやトラックなど時間で動く商用車がとばっちりを受けた。会社の存続すら危ぶまれる会社も出てきた。実際、フェリー会社の中には会社を畳むところもあるのだ。
バスにも何か恩恵はないものかと考えたのはいうまでもない。環境に優しい電車・バスと謳いながらマイカー利用を促す政府の施策に疑問を持つ人は業界人だけではない。このままでは京都議定書を反故にし、環境よりも国民ウケを優先する政府与党のその場凌ぎの政策を笑うしかないが、なぜバスやトラックに恩恵がないのか、不思議に思うのも当然だろう。

そんな声を反映してか、やっと「休日バス割引」ができた。ところが、普通車の1000円に比べれば制約も大きければ割引もけして高くない。ま、多くのバス会社は大口多頻度割引などを使っているから、それは考慮すべきだろうけど。
割引内容は最大30%引。つまり「どこまで乗っても~」というわけにはいかない。長距離を走る、例えば西鉄の「はかた号」あたりなら5000円くらいで通行できれば相当差益が出るだろうけど、残念ながらそうは問屋が卸さないようだ。
また、事前申込制で車両も登録する必要がある。そのあたりは普通車のETCさえ付けていれば割引になるのとは大違い。手間暇かける必要がある。

そしてさらに、バス会社にとってトクにならないというのが最大のポイントだ。ネットでも公開されてるから誰でも見られる申請書を見て欲しい。http://www.driveplaza.com/etc/bus_discount/pdf/shinsei01.pdf
「割引還元内容」とあるように、最終的にお客様に還元せよということなのだ。このことでバス会社は相当頭を悩ませた。割引でバス会社はトクをせず、割引額は右から左へスルーしてしまう。
高速バスで5000円が3500円になっても、旅客1人当たりにすれば100円にも満たない。定員ベースで40人乗ってると37円程度だ。これをどうやってお客様に還元しろというのか。
最も簡単なのは運賃還元だけど、土日は50円安!なんてやっても2000円の運賃が1950円になって有難味を感じる人いる?
ならばジュースでも配るかと思うが、50円で仕入れる飲み物って…。
会社によっては飲み物をオマケに付けるとか菓子類をご自由にどうぞとするようだけど、ハッキリ言って手間ばかりかかって還元というには程遠い。そこまでして還元を強いる必要があるのかね。
そう思っていると、バス会社の集まりのときに「割引を受けずに還元しないのも選択肢の1つ」という風潮も出てきた。高速バスだって運賃に高速道路代は加味されてるし、貸切バスならもともとお客様負担だから痛くも痒くもない。「手間だけかかる割引ならしないほうが面倒でなくてよい」というわけだ。

還元内容は審査を受ける。具体的な手法に高速道路会社は口を出すことはないそうだけど、高速バスで1人当たり換算にすれ40~200円程度の世界で何をしていいのか、正直わからない。結局、聞いたところでは「他社の様子見」として6月中に申請した会社は数社にとどまっているらしい。
まあ、バス会社自身も「我々にも還元を」といった手前、何もしないのはいかがかと思うが、こんな内容になるとは思っても見なかった、というのがホンネだろう。高速道路会社が考えたとは思えない。バックにいる議員さんの影響力も強いんだろうね。

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2009年7月 1日 (水)

都内からkmタクシーが消える?

「国際自動車」違反で事業許可取り消しも
7月1日7時58分配信 産経新聞
「km」の通称で知られる大手タクシー会社「国際自動車」(東京都港区)が運転手に超過勤務を強いるなど道路運送法上の違反があったとして、関東運輸局が一般乗用旅客事業許可を取り消す可能性があることが30日、分かった。取り消されると最低2年間、同社は所有する約920台のタクシーやハイヤーを稼働させられなくなるという。
運輸局によると、2月に同社へ監査に入った際、業務日誌から乗務員の超過勤務が判明するなど複数の道路運送法上の違反が明らかになった。


以前にも話題にした国際自動車。バスも老舗ならタクシー・ハイヤー業界でも伝統のある大手中の大手である。そんな会社で蔓延していた過労防止違反につながる超過勤務。業界の過当競争がもたらした結果であろう。

過労防止違反は恥ずかしながらうちの会社でも指摘されたことはある。運転士の採用がままならず、仕業が埋められなくなった。監査を受けるとちゃんとそういうところだけは目に止まるらしく、それなりの処分は頂戴する。凡そ法令は遵守されてると褒めてはくれても、処分は処分でくるから堪らない。その後も運転士募集に傾注したおかげで「改善がうかがえる」としてそれ以上のお咎めはなかったが、やはり処分が公表されるのはいい気持ちはしない。

タクシー業界は詳しくないが、過当競争のあおりで収入確保のために過重労働を強いていたのではなかろうか。大手ですらこのような状況では零細企業は一体どんなものか。運輸局報などを目にすると次元の低い違反で処分される会社も少なくないが、このような過労防止違反は日常茶飯事で行われていると確信する。
もし国際自動車が処分を受けると、その影響度は大きい。都内のタクシー数が適正になると陰口を叩く人もいるが、これは他山の石ではない。逆に大手だからこれだけニュースになるのであって、零細企業はもっとひどい環境にあると思う。業界全体が襟を正すきっかけになることを望む。

ただ気になること。国際自動車は過去に指摘されていたにもかかわらず、改善を図った形跡がないといった報道もある。真実のほどはわからないが、業界最大手として、恥ずかしくない経営をしていたことだけは信じたい。

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2009年6月27日 (土)

駅前の定食屋

その道の人にはかなり知られた食堂・・・というか駅前の定食屋。
20090627
小田急線新松田駅前に構えるこの店。ネットで検索するとかなりの数ヒットする。それだけ有名な店。そりゃそうだ。小田急線から御殿場線に乗り換えようとすれば否が応にも見えてしまう看板なのだ。
ただの駅前食堂なら有名になることはないだろうけど、やはりこの看板、店の名前がいいじゃないか。「マニラ食堂」。
東南アジアの料理を食わせてくれる感じだけど、何のことはない。看板に偽りナシで中華と和食である。ん?看板に偽りナシと言い切れるのかな?

僕自身、2回ほど入ったことがある。一度はラーメンを食べたから、中華の部は間違いない。
和食・・・これはあまり記憶ないが、会社の人と仕事の打ち上げでそれなりの居酒屋メニューも食しているから、和食も間違いなくあったハズ。

さて、気になるこの店の名。ネットで検索しても由来が見つからない。唯一見つけたブログによると、終戦直後、日本人名義では食堂営業の許可が取りづらく、店のオヤジが知り合いのフィリピン人名義で開店させたためだという。ただ、このブログもとあるブログからの請け売りなので真相は定かでない。

松田へ行くことはほとんどない。この画像は1月に、友人の車で小田原方面へ行った際に撮ったもの。ご覧のとおり営業してる気配が感じられない。思い返せば2年ほど前にも前を通ったけど、その日も開いてなかった。ま、日曜日だから閉まっていてもおかしくはないけど。
そこで気になって「マニラ食堂」で検索してみた。どうやら2~3年前から休業中らしい。僕が初めて入ったのは10年も前で(それ以前から店の存在は知ってた)、その頃で年季の入った店だったので、それこそ店のオヤジ(オカミかも?)もガタが来たのかもしれない。

こういった個人経営の「食堂」は減っている。どこもかしこもチェーン店の専門食堂ばかりで、何でも食べられる「定食屋」は滅多に見ることができなくなった。
マニラ食堂に特に思い入れがあるわけではないけど、そのユニークさでぜひとも復活して、また美味い料理を食べさせて欲しい。

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2009年6月23日 (火)

セブンイレブンに排除命令

セブンイレブンの値引き販売を制限することに排除措置命令が出た。http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090622AT1G2202I22062009.html
僕自身は「利便性の影にリスクがある」という考えは常々持っている。24時間物が買えることの裏には安くは売らないよ、ということだ。高速バスの乗車券がバス会社や旅行会社の窓口に行かなくても近所のコンビニで買えるかわりに、払い戻すと通常100円の手数料のほかにあれやこれやと1千円くらい掛かることもまた同様である。

そう思うから、急場の食料以外はコンビニで買わない。可能な限り100円ショップだ(^^♪。逆に昼の弁当なんかはコンビニのほうが安いこともあるし、セブンやローソンのPB商品はむしろ安い。
でも売れ残ることもあるわけだ。

コンビニというのは常に陳列棚に商品を置いておかないといけないらしい。これもある意味、本部の指示だろう。それでいて過剰に置いておけば売れ残る。相反する考え方だけど、巧くキリよく仕入れるのがオーナーの腕だろ、ということか。

セブンの言い分は「価格に対する不信感や、ブランドイメージの損傷」という。でも、例えば百貨店などでセールをしたところでブランドイメージが下がるかい? 高島屋だって三越だって、歴史ある老舗百貨店も一掃セールをやる。デパチカだってスーパーだって、賞味期限切れ間近なものは安くなる。だからといって価格に不信を持つ人はいない。「安いからには何かある」とふつうの消費者は気付く。生鮮食品なら賞味期限が近いんだなと当たり前に気付く。それがイヤなら買わないし、すぐ食べるんだからと思えば買う。消費者はバカじゃない。

結局は本部の利益第一主義と思われても仕方あるまい。無駄の排除、環境保護なんかより会社のイメージだ。そこまでいうなら売れ残り商品を店舗負担にする制度そのものをやめればいい。それでも心あるオーナーは「売れ残ること自体がもったいない」と思うのだから、やはり値引き販売は仕方ない。オーナーの権限の範疇ということだ。

今さらセブンのブランドイメージが下がるとは思えず、逆にオーナーにも環境にも優しいコンビニであることを前面に打てばいいじゃないか。業界のリーディングカンパニーなんだから、もっと大きな心を持ってよ。

なお、他方では「スーパーのように値下げする時間帯にだけ客が訪れ、定価では買わない顧客が増える」ということらしいけど(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/224298/)、うちの近所のスーパーに限れば当てはまらない。それに24時間営業で随時見切り販売してれば「いつ買いに行くと安い」という考え方もできないんだから。

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2009年6月21日 (日)

高知~東京ツアーバス

basukeieiさんのブログにも紹介されていた「高知~東京」のツアー型都心間バス情報。
http://blog.goo.ne.jp/basukeiei/e/7b099a40e648286dc50264d02e1847a6

両都市間はJR2社の「ドリーム高知号」と、小田急・高知県交通・土佐電の「ブルーメッツ号」のダブルトラックだ。2名乗務路線は極力撤退の意向を示すJRバス関東にして残していることを考えれば、そこそこ収益の出る路線なのだろう。後者も週末や繁忙期には多数の続行便を出しているから、需要は安定していると考えられる。

片や似非高速バスの世界では「巨峰ライン」という会社が旅行会社と組んで運行してたことがあった。ところがいつの間にか立ち消えたようだ。今あるのは、詳細は不明だけど吉野川SAでシャトルバス乗り換えを強いるバスらしい。違法性を問われない苦肉の策だろうけど。

今回企画されるツアーは、高知駅前観光という高知県内でも老舗の観光バス会社である。元々は専業だったが、規制緩和を機に高知駅~空港間のリムジン系統に4条免許で進出した。運行経路こそ違うけど、駅対空港では既存の土佐電と凌ぎを削っているのだろう。
ツアーの企画は系列の駅前トラベルという会社だ。バス会社共々社名からして地域密着型の典型だが、空港系統進出で余所者にも名前をアピールすることができたに違いない。そういう点では空港系統で先鞭を切る方法は経営的に凄いと思う。

ところで、8900円という価格設定で半分で採算ラインとはどういうことか。少なくとも堂々と言える話じゃあるまい。単純に言えば往復(2泊3日行程)で36万円。1日あたり12万円だからホンネはそこそこだけど(^^)、往復1600キロ、キロ単価225円。どう考えても届け出運賃の下限を下回っていよう。料金も加味すればダンピングの恐れ十分ありと疑われても仕方あるまい。

記事をよく読めばこの発表は旅行会社の立場で行われている。社長はバス会社と同一人物だから、気持ち上でどちらの立場で発表したかは定かでない。旅行会社の立場で赤字黒字を語れば、必要経費は有料道路(割引考慮で特大約7万円)、乗務員宿泊費(1万5千円)、楽天への委託料数万円、そしてバス代だ。バス代以外で10万円かかるとして残るは26万円。さらに旅行会社として正当な収益を見込まないとダメだからバス代は24万も払ってるかどうかだ。そのうち10~15%程度は手数料だから実質20万程度でバスが走ることになる。少なくともバス会社としては黒字とは思えないんだが…。

あと思うのは所要時間。現行の高速バスより30分近く速い。路線バスはSA休憩ほとんどなし、似非高速バスは10~15分必ず停まる。となると、30分余計に必要と見込まれるのに、なぜ速いの? どうも東名100キロ、明石海峡100キロという単純計算なのだろう。素人じゃあるまいし。これで監査入ってチャートはオーバー、それでやっと予定通りだと、旅行会社まで罪を問われる時代なの知らないはずなかろう。

まあ、刺すのは簡単だけど、高知で幅広く営業する高知県交通・土佐電そしてJRの牙城に攻め入ることができるだろうか。楽しみではある。

それにしても駅前観光といい琴バスといい、四国は老舗バス会社がどんどん似非高速バスに進出してるよなぁ。毎日走るくらいなら堂々と4条取ればいいのにと思う。
・・・と考えてたところで、似非高速バスを4条化したい事業者も現われたようだ。この話はいずれ…。

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2009年6月18日 (木)

政治が面白い

せっかく盛り返してきた自民党の支持率がまた下がり始めた。そりゃそうだ。郵政問題で鳩山総務相を事実上のクビにした時点で、やはり世論が黙っていなかったのだから。
鳩山氏自身は、過去の発言からしても、正直支持されるに値する人かどうかは疑わしい。でも、現在の郵政問題では国民目線で話をしている(ようにみえる)唯一の大臣だったのだから、そういう点で鳩山氏自身の人気は高まったといえよう。自民党の中にいながら反旗を翻した人という印象が強い。今どき組織の中にいて反旗を翻せる人なんていないから、それだけ羨ましいという目もあるだろうね。

そういう人を「俺のいうこと聞けないヤツは叩き切る」とばかりに「辞任」という名のクビにした麻生首相。これでは支持率が下がるわけだ。もっと「何とか理解してくれ」と説得、あるいは「いいたいヤツには言わせとけ」と無視したほうが、まだよかったのかも。
首相もクビにしたら支持率下がるくらいの計算ができなかったのかね。国民目線にいないからわからないのか。

それよりも、いつまで居座る気か西川社長。これだけ世間が騒いでおいて社長の座も居づらいと思う。ま、社長なんて嫌われ者で当然なんだろうけど、それは世間の民間会社のこと。国民の財産を引き継いだ社長となれば、もっと国民の気持ちを理解して、早々に自ら退任するという術もあっただろうと考えるが。これも神経図太くなければ社長なんかになれないという典型かもしれない。今さら自らの身を引いても、余計世間が混乱するだろうけどね。

結局、自民党というか麻生首相のやることなすこと、すべてが空回りしているように思えてならない。それが報道されれば、なお一層、麻生じゃ(でも?)ダメだと思えてくる。その結果が今回の千葉市長選であり、7月の都議選にも現われてこよう。

小泉内閣あたりから、自らの意にそぐわないヤツは切り捨てる傾向が強くなった。郵政造反組なんかがその最もたるものだろう。まあ、それはいつの世にもあったことかもしれないが、情報が逐一伝わってくる今の世だからこそ、なお一層面白く映るのかもしれない。
面白いといえば面白い、関係ないといえば関係ないけど、最終的には国民に降りかかる問題も少なくないだけに、身内の茶番劇はいい加減に内々でやってくれとお願いするとともに、健全な国会運営をお願いしたいものである。

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2009年6月14日 (日)

エアロクイーンK?

神奈川県の某所で発見。さくら観光という千葉の観光専業会社の観光バス。
20090614
が!? エアロクイーンKって呉羽ボディの四角張ったヤツしか見たことないんだけど…。丸みを帯びたニューエアロタイプはなかったんじゃない??
どうやら前面改装をしている感じだ。バスにはよくあることで、ボディとマスクの組み合わせは融通が利くらしい。ひどいものでは初代エアロのボディと思しき車なのにマスクは(旧)セレガだったってことも。東北の平泉で見た、東北の観光専業バス会社の車両である。

僕自身はメカのことには詳しくないけど、こういう組み合わせの妙はマニアにはたまらないんだろうなぁ。

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2009年6月10日 (水)

インフルエンザ騒動はどこへ?

ほんの1ヶ月前、世間ではインフルエンザ騒ぎが起き始めた。神戸で見つかり大阪、滋賀と拡がり、関東上陸も時間の問題と思えば1週間足らずで見つかった。
ところが今はなんだ? 巷での話題は少ない。ニュースでも「**で見つかった。渡航暦はないとのこと。保健所では感染経路を調査してる」程度でサラリと流されている。日本人の熱しやすく冷めやすい性格そのものだ。

なんで世間はそんなに騒いだのか? 「新型」という言葉に「未知との遭遇」を意識してのことかなと思う。
でも、神戸と大阪で延べ250人といっても人口比にすれば小数点以下何桁になるだろう? 宝くじの3等4等もロクに当たったことないのに、1万人に1人のウイルスに感染することなんかまぐれ当たりにしか考えられない・・・と冷めた考え方をしてた僕は無用心極まりないかな?

仕事ではそれなりの対策をした。近隣他社では運転士にマスクを義務付けたり希望者の着用を認めた。特に成田空港送迎の仕事には必須となった。もちろんマスクを会社で支給したところもある。僕の会社でも用意すべしとなったが時既に遅く、街の薬屋からはマスクは消えていた。ネット通販でやっと手に入れたマスクは1枚あたり50円。数週間前には花粉症も沈静化して投売り状態だったマスクが、である。実にバカバカしい。
通販では約1週間で物が届いたのでまだ早いほうだっただろう。しかし、そのときは世間ではあまり騒がなくなり始めていた。会社でもマスク着用緩和を始めた矢先だった。マスクは倉庫に直行した。

インフルエンザなんか、季節性のものでは日本でも毎年死者が出ているという。それに比べ今回のインフルエンザの死者の数は少ない。どちらのほうが猛威と感じるか。だけど未知との遭遇で日本人は右往左往。実におかしな民族だ。
まあ、秋にはもっと強烈なインフルエンザが来るらしい噂も聞く。今回の騒ぎはその前哨戦だったのかもしれない。秋に慌てないよう、今から万全の体制を整えておくに越したことはないだろう。

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